2024.11.09 12:00
©︎ Institut Lumière 2024
2024.11.09 12:00
世界最古の映像クリエイター、リュミエール兄弟によって撮影された映像から選りすぐりの110本をまとめた『リュミエール!リュミエール!』が11月22日(金)よりシネスイッチ銀座他で公開決定。ティエリー・フレモー監督の集大成となる本作から、河合優実がナレーションを担当した日本版予告編が解禁された。
リュミエール兄弟が発明したシネマトグラフによって撮影された映像が、より深く、より美しく、130年後の今蘇る。2017年に公開された『リュミエール!』に続く本作は、後世に残すべき歴史的映像約1,400本の中からリュミエール研究所所長でカンヌ国際映画祭総代表のティエリー・フレモーが選りすぐった110本の集大成だ。130年前に息づく人々、当時の世界の町並みなど、同時代を生きたガブリエル・フォーレによる楽曲の数々とともに悠久の時を感じる貴重な映像を映し出す。
解禁された日本版予告は、河合優実の「世界最古の映像クリエイターは130年前に存在していた?」という問いかけとともに、冒頭で“映画の父”リュミエール兄弟の写真を紹介。二人が発明したシネマトグラフで撮影され、世界で初めて上映された一番著名な『工場の出口』から始まり、彼らの出身国フランスの映像だけでなく、旅することが大変な時代の人々がまだ見たことのない世界各国で撮影された数多くの映像が4Kデジタルに修復され、次々と紹介されていく。
“フランス・パリ”、“イタリア・ヴェネツィア”、“日本・東京”、“大荒れの海”、“パリ五輪でフェンシング会場になったグラン・パレ”、“桜並木”、そして“ネコ”と「動く写真」として世界中が驚き大興奮した映像が映し出すのは、今の私たちと変わることのない、夢を持ち、日々を楽しむ、その時代に息づく人々の姿。そして「さあ、130年の時を超える映像の旅へ」という河合のナレーションから、本作がいざなうのは過去だけではなく映像の未来の旅でもあると感じられる予告編となっている。
河合優実 コメント
力を添えさせていただき光栄です。どんなお客さんにも開かれたとてもやさしい作品であることに感動してしまいました。彼らが見つけてくれた美しさを私たちもまた美しいと思えることは、すごくシンプルで奇跡的なことだと思います。予告をご覧になって、映画を大きなスクリーンで観てくださる方が沢山いらっしゃったらとても嬉しいです。