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主題歌はヨルシカが書き下ろした「太陽」に決定

横浜流星主演『正体』予告&ポスター解禁 “5つの顔”を持つ逃亡犯に隠された真相とは

2024.09.24 08:00

(C)2024 映画「正体」製作委員会

2024.09.24 08:00

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11月29日(金)より全国公開される横浜流星主演映画『正体』の予告映像とポスタービジュアルが解禁された。

本作は『余命10年』(2022年公開)や『青春18×2 君へと続く道』の藤井道人監督が手掛ける、極上のサスペンスエンタテイメント。日本中を震撼させた殺人事件の容疑者として逮捕され、死刑判決を受けた鏑木(横浜流星)が脱走した。逃走を続ける鏑木と日本各地で出会った沙耶香(吉岡里帆)、和也(森本慎太郎)、舞(山田杏奈)、そして鏑木を追う刑事・又貫(山田孝之)。又貫は沙耶香らを取り調べるが、それぞれ出会った鏑木はまったく別人のような姿だった。間一髪の逃走を繰り返す343日間、顔を変えながら日本を縦断する鏑木の真の目的とは。

解禁された予告映像では、殺人事件の容疑者として逮捕され死刑判決を受けるも〈ある目的〉のために脱走し、姿や顔を変えながら潜伏する鏑木が東京、大阪、長野の各地で出会った人々と交流を深めていく様子が描かれている。吉岡演じる沙耶香とはフリーライターとして出会い、鏑木が家がないところを助けたことを機に仲を深めやがて彼の無実を信じるようになっていく。森本演じる和也とは大阪で日雇い労働者として共に働き、仕事仲間としての友情を深めていくが、和也は次第に鏑木の正体を疑い始める。

映画『正体』本予告

そして山田杏奈演じる舞とは長野の介護施設で共に働き、舞は鏑木への好意をつのらせていく。しかし山田孝之演じる刑事・又貫の捜査網が鏑木に迫り、遂に鏑木を追い詰めた又貫は銃を向けながら「なぜ逃げた、、、?」と問う。その時の鏑木の表情が意味するものとは?併せて解禁されたポスタービジュアルには、逃亡し潜伏し続ける鏑木の“5つの顔“が並んでいる。

本作の主題歌は、若者を中心に人気を誇るバンド・ヨルシカの書き下ろし新曲「太陽」に決定。コンポーザーのn-bunaとボーカルのsuisからなるヨルシカは物語性に富んだ楽曲が特徴的だが、「太陽」も逃亡を続ける鏑木に優しく寄り添うような歌詞となっており、観終わった者の心に作品の持つメッセージを静かに問いかけてくる。

「太陽」についてヨルシカは「太陽をモチーフに、陽の光を蝶の羽根に見立てて詩を書きました。今ヨルシカで作りたいものと、映画の共通項を探すところから制作が始まっています。正体という映画の持つ余韻と調和する仕上がりになっていれば幸いです。」とコメント。さらに主題歌や予告編について、横浜は「自分も藤井監督も好きなヨルシカさんに引き受けてもらって、この作品のとてもぴったりな、寄り添ってくれる歌を作ってくださって、歌ってくださって本当に感謝しています」、吉岡は「横浜さんが本当に血のにじむような努力をされていたのを思い出しました。ラストカットのあの表情が忘れられず、鮮明に残っています」、森本は「惹きつけられるいい予告でした。(山田)孝之さんの表情が忘れられないですね」、山田(杏奈)は「鳥肌が立つくらいいい予告でした。ヨルシカさんの優しい歌声と、流星さんのひたすらに走っている絵にグッとくるものがありました」とキャスト4名もコメントを寄せている。

ヨルシカ コメント全文

・本作の主題歌を務めることについて
他人の作品に関わることの重みをいつも感じています。映画の最後に流れる主題歌は、始まりの一音だけで作品の持つ余韻を消し飛ばしかねないという恐怖があります。この映画の脚本を読んだ時、特にその怖さを感じました。監督との打ち合わせで印象的だったのは「讃美歌」というワードです。受け取ったメッセージを壊さないよう丁寧に作りました。

・主題歌「太陽」にこめた想い
太陽をモチーフに、陽の光を蝶の羽根に見立てて詩を書きました。今ヨルシカで作りたいものと、映画の共通項を探すところから制作が始まっています。正体という映画の持つ余韻と調和する仕上がりになっていれば幸いです。

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作品情報

正体

(C)2024 映画「正体」製作委員会

(C)2024 映画「正体」製作委員会

正体

2024年11月29日(金)全国公開
配給:松竹

公式サイトはこちら

キャスト&スタッフ

原作:染井為人『正体』(光文社文庫)

出演:横浜流星
吉岡里帆 森本慎太郎 山田杏奈
前田公輝 田島亮 遠藤雄弥 宮﨑優 森田甘路
西田尚美 山中崇 宇野祥平 駿河太郎 / 木野花 田中哲司 原日出子 松重豊
山田孝之

監督:藤井道人
脚本:小寺和久、藤井道人

1986年生まれ。日本大学芸術学部映画学科卒業。
大学卒業後、2010年に映像集団「BABEL LABEL」を設立。伊坂幸太郎原作『オー!ファーザー』(2014 年)でデビュー。
以降『青の帰り道』(18年)、『デイアンドナイト』(19年)、『宇宙でいちばんあかるい屋根』(20年)、『ヤクザと家族 The Family』(21年)、『余命10年』(22年)『ヴィレッジ』(23年)、『最後まで行く』(23年)など精力的に作品を発表。
2019年に公開された『新聞記者』は日本アカデミー賞で最優秀賞3部門含む、6部門受賞をはじめ、映画賞を多数受賞。

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