2024.09.16 17:00
2024.09.16 17:00
みんなで一緒に作る楽しさを教えてもらった
──さて、i☆Risは今年11月にデビュー12周年を迎えますが、i☆Risをやる前と現在で自分が大きく変わったところを聞かせて欲しいです。
久保田 私、すごく体育会系の脳みそになりました。うちのグループで頭が塗り替えられたなってすごい思います(笑)。i☆Risっていろんなことが体育会系だなって思うんですよ。負けず嫌い集団っていうのもあるんですけどね(笑)。でも、そもそも私はのほほんって生きてきたタイプだったんです。何かに追われるってことが無い人生を生きてきたはずなのに、このグループに入ってからいろんなことに追われるしすごい体育会系だし(笑)。だから、i☆Risに入って脳みそ変わっちゃったって他の現場に行くとすごく思います(笑)。なんかめっちゃ頑張っちゃうじゃん私、って思うことがすごく多いです。
若井 さっきも言いましたけど、自分はやっぱり見た目だと思います(笑)。他のメンバーは、最初の頃からこの子ずっとかわいいなとか、ビジュ安定してるなとか思ったりしたんですけど、最初の頃の私は完全に子供だったなって(笑)。自分で言うのもなんですけど、かわいくなったな〜自分って我ながら思いますもん(笑)。年齢が一番年下だから、外見も内面も人間としての変化がi☆Risの歴史とイコールなんですよ。もはや猿人から人間になったくらいの感覚です(笑)。
久保田 お猿さんだったの?(笑)
若井 猿だったわけじゃないけど、まあそんなもんよ(笑)。だから、昔からのファンの人が私を子供扱いするのわかるなって思いますね。映画を見てても昔の自分に対して子供だな〜ってすごい思ったし。なので自分の見た目が良くなった、垢抜けてかわいくなりました(笑)。
茜屋 私はもともと自分の興味あること以外にめちゃくちゃ飽き性で、部活も3年も続かなくて辞めたりって感じだったんです。それを、i☆Risで覆されたなって思います。っていうのも、私はもともとお芝居がやりたかったのでお芝居に関してはずっと気持ちが続いてるんです。だけどアイドルは全然やると思ってないところから始まったので、最初は、自分は3年くらいで辞めるのかも?なんて思ってました。でも、気づいたら12年やってたんですよ(笑)。そこは自分でもビックリですね。
──なぜ続けられたんですかね?
茜屋 ここで辞められない!って思いが常にあったんです。やり始めたからには中途半端にしたくないし、せっかくなら華々しく終わりたいじゃないですか。上を上をって気持ちでやり続けてたら12年経ってましたね(笑)。
芹澤 私は、協調性を手に入れちゃったかな。
──昔は協調性が無かった?
芹澤 全然無かったです。ほんとに自分だけがよければ世界はどうでもいいくらいに思ってたんです。私だけがよければそれでいいと思ってたんですけど、そうじゃないっていうのがわかったんです。みんなで楽しい時間を過ごすのはいいなって。もともと私は部活とかにも所属したことない帰宅部だったし、団体みたいなものに入ったことがなかったんです。でも、人と何かを達成するって気持ちいいんだ、みんなで何かを一緒に作るのって楽しんだっていうのを教えてもらったのがi☆Risですね。
山北 それで言うと、逆に私は協調性なくなったかも(笑)。っていうか、私は部活とか団体の中にいるとき、ずっと人をまとめるいい子ちゃんポジションにいることが多かったんです。ほんとはそういうタイプじゃないのに、なぜか。だけど、何年もやってるとだんだん化けの皮が剥がれてきたのか、今すごく自由に生きてます。グループでやってるけど、自由を手に入れた気がします。
──それは、i☆Risが自分の素を出していい、安心できる場所になったってことかもしれないですね。
山北 たぶん、そうだと思います。だんだんみんなが大人になって信頼感も上がって、そしたら自分はどんどん自由になっちゃったみたいな(笑)。
若井 幼児化しちゃった?
山北 幼児までは行かないけどね(笑)。でも良きリーダーでいなきゃって気持ちがなくなって、もっと自分でいいんだって思えるようになりました。
次のページ