2024.09.16 17:00
2024.09.16 17:00
アイドルと声優を両立しながら活動する声優アイドルユニット、i☆Ris。2012年に結成された彼女たちが、今年デビュー12周年を迎えることとなった。
5月には劇場版アニメ『i☆Ris the Movie – Full Energy!! -』が公開され、さらに9月13日には、初の実写映画『Live & Documentary Movie ~i☆Ris on STAGE~』が全国公開。実写映画はこれまでのライブ映像やメンバーのインタビューが収められた、まさにi☆Risの歴史が丸わかりのドキュメンタリーとなっている。さらに、11月4日にはぴあアリーナMMでデビュー12周年ライブ「i☆Ris 12th Anniversary Live -初☆アリーナMM(マジみて)-」の開催も決定。キャリアを重ねながら前向きなパワーで前進する彼女たちに、ドキュメンタリー映画の感想やグループ史上最大規模となる12周年ライブの意気込みを聞いた。
今はさらけ出すのもいいなって思える
──9月13日公開のi☆Risの実写ドキュメンタリー映画『Live & Documentary Movie ~i☆Ris on STAGE~』について、メンバーみなさんの率直な感想をお願いします。
山北早紀(以下、山北) 100点さきさまんてんです!
──それはどんな意味かを通訳していただけますか?(笑)
山北 つまり花丸ってことですね。素晴らしいです。感想は、i☆Risの歴史の教科書みたいだなって感じました。これ1本でi☆Risの歴史の授業満点取れますみたいな、そういう感じがしました。i☆Risのメンバーって、普段全員でいるとあんまり個人の心境とかを話さないんですよ。だからパーソナルな部分も見れたし、ほんとにこれ1本でi☆Risがわかるなって。初見の人に何か勧めるとしたら、このドキュメンタリーを見て欲しいなって思います。
芹澤 優(以下、芹澤) 率直な感想は、i☆Risってすごくいいチームなんだなって思いました。中にいるとわからない魅力を、映画を通してすごい感じることができたんです。これまでの記憶も蘇りましたね。昔の自分は私が一番!みたいな気持ちでライブしてたなとか、それこそ武道館の映像とかデビューした頃のライブ映像とか出てくるとめっちゃ若いし(笑)。そうやって見てたら、このメンバーのここめっちゃいいなとか、自分以外のメンバーを推せるなって思いました、今回初めて(笑)。
──昔はほんとに自分しか見てなかったんですね(笑)。
芹澤 はい(笑)。リアルタイムのときは、自分しか推せない!っていつも思ってるんですよ(笑)。でも、当時は気づけなかったメンバーの面白さとか魅力をすごい純粋に楽しむことができたんです。そんなi☆Risってユニットに、自分も12年間所属してきてよかったなってすごい思いました。
茜屋日海夏(以下、茜屋) 私は普段、過去のライブ映像とかって見ないんですよ。なので、この機会にライブも振り返れたり、メンバーみんなのインタビューとかも今回初めて見れたんです。歴史も振り返れたし、ファンの皆さんの声も入ってたり、こうやってi☆Risを改めて知れるのはすごくありがたい機会だなって思いました。私たちとしても、前まではあまり普段の姿を見せないって美学をちょっと持ってたところがあったんですが、今はさらけ出すのもいいなって思えるようになってきたんです。そのタイミングでこの映画が公開されるのは、すごく自分の気持ち的にもピッタリだなって思いました。
若井友希(以下、若井) 率直な感想だと、マジでみんな垢抜けたなって思いました(笑)。みんなだんだんかわいくなっていく感じがなんかいいなって思っちゃいましたね。初期の映像を見ながら、この12年すごくいろんなものが詰まってたんだなって、改めて振り返れるきっかけになりました。みんなの個々のインタビューを見てると、i☆Risになる前のことだったり、素の部分が見えたり、みんなの人生を垣間見えた気がして、よりi☆Risとして活動できてることのすごさみたいなのを感じました。出会うはずのないみんなが出会って12年続けてきたんだな、みたいな気持ちになりましたね。運命みたいなものを感じました。
久保田未夢(以下、久保田) 昨日映画を見たんですけど、オタク映ってるじゃんって思いました(笑)。ファンのみんながカメラに向かってしゃべってるとこなんて見る機会ないじゃないですか(笑)。みんなの銀幕デビューにちょっとうれしくなりました(笑)。っていうのもありつつ、私もあんまり昔の映像とかを振り返るタイプじゃないし、ライブ映像を見るのもあんま得意じゃないんですよ。やっぱり恥ずかしいんですよね。なんですけど、昔の自分たちの頑張ってる姿とか、がむしゃら感みたいなのが映画からちゃんと伝わってきたんです。これはきっと長く応援してる人にはすごい深く刺さるだろうし、ここ1〜2年で最近ファンになった人はたぶん今の私たちしか知らないだろうから、こんな時代もあったんだなって驚きみたいなのもきっとあるんだろうなって思いました。
次のページ