SEKAI NO OWARIの“頭の中”イラストにメンバーの反応は?
『インサイド・ヘッド2』世界で唯一許されたエンドソング「プレゼント」特別クリップ解禁
2024.07.10 06:00
©︎2024 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2024.07.10 06:00
ディズニー&ピクサー最新作『インサイド・ヘッド2』とSEKAI NO OWARIが歌う日本版エンドソング「プレゼント」がコラボした特別ミュージッククリップが解禁された。
『トイ・ストーリー』『モンスターズ・インク』『リメンバー・ミー』など、数々の心温まる感動の物語を贈り届けてきたピクサーが新たに送り出す本作の舞台は、どんな人の中にも広がっている“感情たち”の世界。日本に先駆け全米はじめ世界各国で6月14日(金)から公開されるや、アニメーション史上歴代No.1オープニングとなる歴史的な大ヒットスタートとなっており、『アナと雪の女王2』や『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』を超え、公開からわずか19日間というアニメーション史上最速で世界興行収入10億ドルを突破している。
なお、本作のエンドソングにオリジナル曲以外の楽曲を使用することが許されたのは世界で唯一、日本だけとなる。ラストシーンを彩るSEKAI NO OWARIの楽曲「プレゼント」について監督を務めたケルシー・マンは、「SEKAI NO OWARIのみなさんの『プレゼント』は、『インサイド・ヘッド2』にとって完璧なエンドソングです!私たちがこの映画を通じて観客のみなさんに届けたかった最も大切なメッセージは、ダメなところも含めて自分を愛すること、すべての感情はいつか宝物になるということでした。そして、SEKAI NO OWARIのみなさんの楽曲は、そんな映画の大切なメッセージを見事に体現してくれています。こんなにも深く心を打ち、前向きな気持ちにしてくれる楽曲を生み出してくださったことにとても感謝していますし、日本の観客のみなさんに『インサイド・ヘッド2』の最後で『プレゼント』を聴いていただけるのがとても楽しみです。」と絶賛のコメントを寄せた。
日本版エンドソングに決まったと聞いたとき、SEKAI NO OWARIのNakajinは「選んでいただいたのが『プレゼント』なんですよね。『プレゼント』を知ってくれていたんだ」と驚いたことを明かし、Saoriは「『インサイド・ヘッド2』は絶対見に行こうって決めていた。その映画のエンドソングに自分たちの曲がなるっていうのは、初めての経験だったから叫んじゃったよね。」と喜びを語る。
解禁された特別ミュージッククリップでは、Fukaseが優しく力強く歌い上げる「プレゼント」にのせて、高校入学という転機を控えた頑張り屋の少女・ライリーの頭の中で感情の嵐が巻き起こる様子が映し出される。ライリーの幸せを子供の頃から見守るヨロコビ、カナシミ、ムカムカ、ビビリ、イカリの感情たちの前に、新たに大人の感情であるシンパイ、イイナー、ダリィ、ハズカシが現れ、「もう、ライリーにヨロコビたちは必要ない」と司令部からヨロコビたちを追放してしまう。頑張れば頑張るほど親友とすれ違ったり部活でもうまくいかなかったり、今までと違う自分に戸惑うライリー。ヨロコビたちの代わりにライリーの感情のコントロールを乗っ取った〈大人の感情〉たちの暴走によって感情の嵐が巻き起こり、ライリーは自分らしさを失っていく。
映像では、誰かと比べて不安になったり、自分ってダメだなと思ったり、あふれ出る感情を抑えられなくなっていくライリーに、楽曲の「ひとりぼっちにさせないから、大丈夫だよ」という歌詞が「大丈夫だよ。ライリー」とヨロコビが手を差し伸べるように寄り添う。映像を見たNakajinは「前作では、自分の過去と照らし合わせて考えてしまって、自分にとっては“あの時”が“今のライリー”だなって、思って見ていました。今作は新しい感情が生まれてくる、そこに自分の人生が今度はどうリンクしてくるのか楽しみになる映像だなと思いました。」と映画への期待コメントを寄せた。
併せて解禁されたのは、SEKAI NO OWARIのメンバーの頭の中の感情たちを描いたピクサー公認イラスト。メンバーそれぞれの横顔シルエットの中にFukaseはヨロコビ、Nakajinはダリィ、Saoriはムカムカ、DJ LOVEはハズカシと、それぞれ違う感情に扮したキャラクターで描かれている。自身がヨロコビで表現されているイラストを見たFukaseは「みなさん、そうは思わないかもしれないですが、素の状態です」と明かし、Nakajinが「朝起きたらヨロコビだもんね」と語る。また、ムカムカで自身が表現されたSaoriは、「わたしにピッタリだったんじゃないかな」と話し、「Saoriちゃんはなんだろうね・・・。やっぱり怒ってるんじゃない?ムカムカかイカリだよね」とFukaseも納得の様子でメンバーだからこそ分かる感情イメージに笑顔を見せた。
大ヒットした前作をはじめ、『トイ・ストーリー』『モンスターズ・インク』『カールじいさんの空飛ぶ家』など多くのピクサー作品を手掛け、監督としてアカデミー賞長編アニメーション賞を最多受賞している、ピクサーのチーフ・クリエイティブ・オフィサーのピート・ドクターが新たに仕掛ける本作。ライリーのように大人になるにつれて友達や周囲との関係に悩んだり、人と比べて不安になったり、自分はダメだと落ち込んだりして感情があふれ出して抑えられなくなるようなことは誰もが経験したことがあるはず。そんな“あなたの物語”を描いたディズニー&ピクサー最新作『インサイド・ヘッド2』は、8月1日(木)に日本公開される。