2024.06.06 07:00
©︎幸田もも子/集英社・映画「あたしの!」製作委員会
2024.06.06 07:00
『ヒロイン失格』『センセイ君主』など数々の大ヒットラブコメ漫画を生み出してきた幸田もも子による『あたしの!』が実写映画化され、この秋に劇場公開されることが決定した。
正直で嘘がつけず思ったことはすぐに伝えてしまうド直球で生きてきた関川あこ子(せきかわ・あここ)と、心の奥を見せられないあこ子の大親友・谷口充希(たにぐち・みつき)。高2の新学期初日、学校イチの人気を誇る1つ年上の先輩・御共直己(みとも・なおみ)がまさかの留年で2人の同学年になり、あこ子は即一目ぼれ。そして好きではないと言いながら怪しい動きをする充希。親友がライバルという中、あこ子の“最高に前向きな青春”をかけたラブバトルエンタテイメントが幕を開ける。
自分の気持ちにまっすぐ突き進む主人公・あこ子を演じるのは日向坂46の元メンバーで卒業後はドラマ『SHUT UP』(TX/23年)や『あなたの恋人、強奪します。』(ABC/24年)に出演、女優として活躍する渡邉美穂。そしてもう1人の主人公で、学校イチの王子様・直己を演じるのは、オーディション番組「PRODUCE 101 JAPAN SEASON2」を通じ結成されたグローバルボーイズグループ・INIのリーダー・木村柾哉。2人は映画初出演にしてW主演、そして初共演となる。
渡邉は「出演のオファーをいただき、初めての映画で初主演という大きなチャレンジにとても緊張しプレッシャーも感じていました」とオファー時の心境を明かし、同じく木村も「最初お話をいただいたときは、初めての映画への挑戦でもあるので、嬉しいと同時に不安も大きかった」と2人とも当初は不安だったことを明かす。しかし撮影を振り返ると渡邉は「キャスト・監督・スタッフの皆様が『みんなで頑張っていこう』と現場をとても明るくしていただき、背負い込みすぎず、でも一生懸命に撮影に臨むことができました」と嬉しそうに語り、木村も「監督がリモートでも本読みをしてくださり、撮影では人見知りの僕をキャストやスタッフの皆さんが盛り上げてくださって、クランクアップの時には達成感で感極まってしまいました」と、撮影の充実ぶりを語った。
また、原作者である幸田もも子は何度も撮影現場に足を運び、キャスト・スタッフとの交流を重ねたという。映画化について幸田は「原作を読んでくれた方も、読んでない方も間違いなく楽しめる映画だと思います!」とコメントを寄せており、W主演の2人についても「美穂ちゃんの演じるあこ子は清々しく誰もが応援したくなっちゃうようなあこ子でした。恋に必死なあこ子に、時には笑い、終盤では涙止まりませんでした。あこ子と充希がバッチバチに取り合う直己くんは画面直視できないくらいパーフェクトなかっこよさでとっても素敵でした!」と太鼓判を押した。
そしてW主演の2人からも絶大な信頼を得る本作の監督は、マカロニえんぴつ「なんでもないよ、」や乃木坂46「君に𠮟られた」、Vaundy「走馬灯」など多くのMVやテレビCMを手掛け、22年にはドラマ『夫婦円満レシピ~交換しない?一晩だけ〜』(TX)を監督した横堀光範。長編映画監督デビューとなる本作では監督に加え、撮影、編集も担当。昨年行われた撮影では自身がカメラマンも担うことで、役者の一瞬の表情や繊細な感情を切り取り、恋愛物語に加えて等身大の“青春”もエモーショナルに描いた。横堀監督は「人を好きになって、ぶつかって、分かり合えたその先にある『成長』と『喜び』を、あこ子を通してみなさまの心に響く映画になることを願っています」と語り、本作への意気込みを「僕にとって初めての映画監督作品です。今までの少女漫画原作映画とは一味違う映画にしたい、そんな思いを最高にフレッシュな役者陣、スタッフ陣と共にできたことをとても嬉しく思っています」とコメント。脚本は、映画『恋わずらいのエリー』やドラマ『あなたがしてくれなくても』『瓜を破る~一線を越えた、その先には』『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』などを手掛けたおかざきさとこ。傷つきやすく繊細な世代でもあるキャラクターたちの心情を、ポップなセリフで昇華しスピード感がありながらも共感を覚える物語を紡いだ。
公開に向けて渡邉は「恋をとるか、友情をとるか、悩ましくてもどかしいお話ではありますが、笑いあり、涙あり、キュンキュンあり!の本当に盛りだくさんな内容になっていると思います。あこ子やみんなが成長する姿も見届けていただけたらと思います。ぜひお楽しみに!」と本作をアピール。木村も「友情、恋だけではなく、他にもすごく色々なことが詰まっている映画です。喜んでいただけるようなシーンもたくさんあり、見終わった後は絶対に好きになってもらえる映画になっていると思います。わくわくしながら公開をお待ちいただけたらと思います。」と自信を覗かせた。
なお、あこ子の大親友であり最大の恋のライバルである充希、さらにあこ子の相談相手となるイケメンクール男子・直己の親友・成田のキャストは後日発表される。
コメント全文
渡邉美穂/関川あこ子役
『あたしの!』の出演のオファーをいただき、初めての映画で初主演という大きなチャレンジにとても緊張しプレッシャーも感じていました。
けれど、キャスト・監督・スタッフの皆様が「みんなで頑張っていこう」と現場をとても明るくしていただき、背負い込みすぎず、でも一生懸命に撮影に臨むことができました。
映画『あたしの!』は恋をとるか、友情をとるか、悩ましくてもどかしいお話ではありますが、笑いあり、涙あり、キュンキュンあり!の本当に盛りだくさんな内容になっていると思います。
私の演じる、あこ子は猪突猛進で素直でパワフルな女の子で、周りの人を巻き込んでドタバタしますが、あこ子やみんなが成長する姿も見届けていただけたらと思います。ぜひお楽しみにしてください!
木村柾哉(INI)/御共直己(なおみ)役
最初お話を頂いたときは、初めての映画への挑戦でもあるので、嬉しいと同時に不安も大きかったです。
ですが、監督が通常の本読みに加え、リモートでも本読みをしてくださり、撮影では人見知りの僕をキャストやスタッフの皆さんが盛り上げてくださって、クランクアップの時には、不安もなくなり、達成感で感極まってしまいました。
友情、恋だけではなく、他にもすごく色々なことが詰まっている映画です。
喜んでいただけるようなシーンもたくさんあり、見終わった後は絶対に好きになってもらえる映画になっていると思います。
わくわくしながら公開をお待ちいただけたらと思います。映画館で観てくださった方の心を動かせたら嬉しいです。
横堀光範(監督)
SNSやインターネットでコミュニケーションを取ることが多くなった今の時代で、
ここまでど直球で素直に気持ちを伝える事の出来るあこ子という主人公が羨ましくも、懐かしく思えます。
この映画は「恋愛」と「友情」の間で悩むあこ子が、持ち前の強さで壁に立ち向かい、少し大人に成長するお話しです。
あこ子と一緒に、甘酸っぱくて、笑えて、少し泣ける、「青春」をど直球に体験できるような映画になったと思います。
人を好きになって、ぶつかって、分かり合えたその先にある「成長」と「喜び」を、
あこ子を通してみなさまの心に響く映画になることを願っています。
僕にとって初めての映画監督作品です。
今までの少女漫画原作映画とは一味違う映画にしたい、
そんな思いを最高にフレッシュな役者陣、スタッフ陣と共にできたことをとても嬉しく思っています。
早く皆様にこの映画が届くのを楽しみにしています。
幸⽥もも⼦(原作者)
とにかく何事にもど直球のあこ子、はたからみたらかなりヤベェやつになりかねないのに
美穂ちゃんの演じるあこ子は清々しく誰もが応援したくなっちゃうようなあこ子でした。
恋に必死なあこ子に、時には笑い、終盤では涙止まりませんでした。
あこ子と充希がバッチバチに取り合う直己くんは画面直視できないくらいパーフェクトなかっこよさでとっても素敵でした!
原作を読んでくれた方も、読んでない方も間違いなく楽しめる映画だと思います!
私も幼なじみ誘っていっぱい観に行きたいと思います♡