主演2人に加え道枝駿佑、黒木華らも撮影秘話を語る
映画『青春18×2 君へと続く道』キャストインタビューと共に旅路を巡るメイキング映像解禁
2024.05.05 12:00
©︎2024「青春18×2」Film Partners
2024.05.05 12:00
5月3日(金・祝)に日本公開を迎えた映画『青春18×2 君へと続く道』からスペシャルメイキング映像が解禁された。
藤井道人が脚本・監督を務める本作は、台湾のスター俳優シュー・グァンハン演じるジミーと、日本の清原果耶演じるアミによる珠玉のラブストーリー。人生につまずき、18年前に出会ったアミとの“忘れられない初恋の記憶”と“果たせなかった約束”を胸に日本への一人旅を決意したジミー。旅の途中で様々な人々と出会い、ジミーの止まっていた時間が少しずつ動き出していく。
今回解禁されたのは、W主演のシュー・グァンハン、清原果耶に加え、脇を固める道枝駿佑、黒木華、松重豊、黒木瞳らキャスト陣のインタビューと撮影メイキング映像。18歳のジミーが夢中になっていた「SLUM DUNK」の聖地である湘南や、18年前の台湾でアミとの最後のデートで訪れたランタン祭を思い起こさせる「にいがたランタン祭」、雪景色が一面に広がる長野県、そしてアミの生まれ故郷である福島県を訪れるジミーの旅路と同じように、日本の各所を巡りながら撮影が進められていく様子をインタビューと共に映し出している。藤井監督の「コロナ禍で行きたいところに行けなかった人たちが“旅”というものを考え直す作品にしたい」という想いで全編オールロケで撮影が敢行された本作では、ジミーの旅が日本の美しい景色と、個性豊かな人物との一期一会と共に進んでいく。
主人公のジミーを演じたグァンハンは、「この撮影をして、更に一人旅をしたいと思いました。自分と対話することの大切さを学びました。」と語る。藤井監督とは3度目のタッグとなる清原は「(藤井監督と)考え方や向いている方向が同じだなと思える部分があったので嬉しかった」と、監督との信頼関係を伺えるコメント。
また、ジミーの旅にとってキーポイントとなる長野と新潟を繋ぐJR飯山線での幸次(道枝駿佑)との出会いを映し出すワンシーンは、監督やキャストにとっても特別印象に残っているシーンだそう。道枝は「電車に乗っている間に、駅間で撮れるシーンは撮っていく、ホームに停まっている間に撮れるカットは撮っていくという撮影で初めて挑戦する撮り方でした」と実際に走っている電車に乗って行われた撮影秘話を語る。そんなジミーの旅路をなるべくリアルに映しとりたいという藤井監督のこだわりにより、ジミーと幸次が名残惜しそうに手を振り合い別れを告げるシーンがグァンハンと道枝にとっても実際の別れになった。
また、松重豊演じる中里と黒木瞳演じる裕子の登場シーンは美しい銀世界に包まれた福島県で撮影を敢行。あえて雪のカットを多めに入れることで雪の降らない台湾の人にとって印象に残る画にしたいという藤井監督の想いが込められており、映像には藤井監督が本番前にキャストと念入りに打ち合わせする様子も捉えられている。