“人類よ、ひれ伏せ。”強烈なコピーの日本版ポスターも
『猿の惑星/キングダム』新映像解禁、独裁者プロキシマス・シーザーの圧倒的な力を映す
2024.04.11 08:00
『猿の惑星/キングダム』日本版ポスター ©︎2024 20th Century Studios. All Rights Reserved.
2024.04.11 08:00
5月10日(金)に全国公開される画『猿の惑星/キングダム』の日本版ポスターと新映像が解禁された。
映画史に残る『猿の惑星』の完全新作となる本作の舞台は、今から300年後の世界。高い知能と言語を得た猿の暴君が絶対的な支配を目論み、巨大な帝国〈キングダム〉を築こうとしていた。一方で人類はウィルスにより退化し、知能や言語だけでなく、文化、技術、社会性までも失い、まるで野生動物のような存在となっていた。これまで作品のテーマとして様々な形で描かれてきた“共存”と“対立”だが、本作では〈猿〉と〈人間〉の共存をかけ、〈猿&人間〉VS〈猿の独裁者〉の新たなる衝突が描かれる。
メガホンを取ったのは、「メイズ・ランナー」シリーズ、『ゼルダの伝説』の実写映画の監督として抜擢されたウェス・ボール監督。『To Leslie トゥ・レスリー』(22)の熱演が話題となったオーウェン・ティーグが主人公の若き猿・ノアを演じ、ある秘密を握る人間の女性・ノヴァ役でドラマシリーズ「ウィッチャー」(19〜)のフレイヤ・アーランが出演する。
今回解禁されたのは、「人類よ、ひれ伏せ。」のコピーが一際強烈な印象を放つ日本版ポスター。武器を手に持ち、ノアとノヴァの前に大きく立ちはだかるプロキシマス・シーザーが映されたこのポスターからも、彼の持つ圧倒的な権力と強い意志を感じる。果たして彼らを待ち受けるのは、人間との共存か、それとも猿による完全支配なのか。
そして同時に解禁された特別映像は、世界を支配し人間を徹底的に排除しようと計画する独裁者プロキシマス・シーザーが、築かれてゆく自身の帝国を前に、「なんて素晴らしい日だ」と放つシーンから始まる。目の前にひざまずき忠誠を誓う猿たちにもそのフレーズを何度も復唱させながら映し出されるのは、逃げ惑う人間を捕まえようとする猿たちの姿と「人類に告ぐ。世界を支配するのは、猿だ」という言葉。立ち向かおうとする若き猿・ノアと秘密を握る人間の女性・ノヴァはその圧倒的な力に共に立ち向かい、猿と人間の共存の世界を目指せるのだろうか。