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眠りにつく前の二人を捉えたシーン写真が解禁

若葉竜也が池松壮亮の恋人役に、奥山大史監督作『ぼくのお日さま』第二弾キャスト発表

2024.03.19 12:00

©︎ 2024「ぼくのお日さま」製作委員会/COMME DES CINÉMAS

2024.03.19 12:00

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今秋公開予定の映画『ぼくのお日さま』の第二弾キャストで若葉竜也の出演が明らかになり、シーン写真が解禁された。

本作は、大学在学中に制作した長編初監督作品『僕はイエス様が嫌い』(2019)で史上最年少となる22歳で第66回サンセバスチャン国際映画祭の最優秀新人監督賞を受賞した奥山大史監督の商業映画デビュー作。雪の降る街を舞台に、吃音をもつホッケー少年のタクヤとフィギュアスケートを学ぶ少女さくら、そして元フィギュアスケート選手でさくらのコーチ荒川の3人の視点で物語が紡がれる。主題歌はハンバートハンバートの楽曲「ぼくのお日さま」で、池松壮亮がコーチ・荒川役で出演する。

若葉竜也が演じるのは、池松演じる荒川の恋人・五十嵐。解禁されたシーン写真は眠りにつく前の荒川と五十嵐を捉えており、五十嵐が荒川に向ける優しい眼差しとたたずまいが二人の関係性を伝える印象的なカットになっている。

狂気的な殺人犯を演じた『葛城事件』(2016)、少し頼りないけれど愛すべき青年・青を演じスマッシュヒットを記録した主演作『街の上で』(2020)、そして3月22日には主演映画『ペナルティループ』(2024)公開が控えるほか、4月からスタートするドラマ『アンメット ある脳外科医の日記』(KTV/CX系)にも出演、次々と話題作への出演が続く若葉。本作については「こぼれ落ちてしまいそうな小さな欠片を拾い集めてこんな傑作を作ってしまう奥山大史監督は天才だと思います。試写を観た僕は、柄にもなく『映画っていいな』なんて思ってしまいました。」とコメントを寄せている。

また、監督の奥山は若葉について「五十嵐という役は、若葉さんに当て書きしました。だからこそ、引き受けてくださると知った時、たまらなく嬉しかったです。いざ撮影して繋いでみたら、そこには、書きながら想像していたよりも更に魅力的で説得力のある五十嵐が映し出されていました。どんな役でも、どんなセリフでも、「こういう人いる!」と思わせてしまう若葉さんの魔法の仕掛けがいつか知りたいです。」とコメントした。

是枝裕和監督、岩井俊二監督らにも一目置かれる奥山は、是枝裕和総合演出のNetflixシリーズ「舞妓さんちのまかないさん」で5、6、7話の監督・脚本・編集(5話は是枝監督との共同監督回)を務め、演出を担当したNHK夜ドラ『ユーミンストーリーズ』の第3週「春よ、来い」(主演:宮﨑あおい)が現在放送中。なお、タクヤ役とさくら役は後日発表される。

五十嵐役/ 若葉竜也 コメント
こぼれ落ちてしまいそうな小さな欠片を拾い集めてこんな傑作を作ってしまう奥山大史監督は天才だと思います。試写を観た僕は、柄にもなく「映画っていいな」なんて思ってしまいました。

監督・撮影・脚本・編集 / 奥山大史 コメント
五十嵐という役は、若葉さんに当て書きしました。だからこそ、引き受けてくださると知った時、たまらなく嬉しかったです。いざ撮影して繋いでみたら、そこには、書きながら想像していたよりも更に魅力的で説得力のある五十嵐が映し出されていました。どんな役でも、どんなセリフでも、「こういう人いる!」と思わせてしまう若葉さんの魔法の仕掛けがいつか知りたいです。

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作品情報

ぼくのお日さま

『ぼくのお日さま』カンヌ版ポスター ©︎2024「ぼくのお日さま」製作委員会/COMME DES CINÉMAS

『ぼくのお日さま』カンヌ版ポスター ©︎2024「ぼくのお日さま」製作委員会/COMME DES CINÉMAS

ぼくのお日さま

2024年9月6日(金)テアトル新宿、TOHOシネマズシャンテにて先行公開
配給:東京テアトル

公式サイトはこちら

スタッフ&キャスト

監督・撮影・脚本・編集:奥山大史
出演:越山敬達、中西希亜良、池松壮亮、若葉竜也、山田真歩、潤浩ほか
主題歌:ハンバート ハンバート

1990年生まれ、福岡県出身。03年に『ラスト サムライ』で映画デビュー。近年の主な映画出演作に『斬、』(18)『宮本から君へ』(19)『ちょっと思い出しただけ』(22)『シン・仮面ライダー』(23)『せかいのおきく』(23)『白鍵と黒鍵の間に』(23)など。石井裕也監督作品には『ぼくたちの家族』(14)『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』(17)『アジアの天使』(21)『愛にイナズマ』(23)ほか多数の作品に参加しており、今作が9作目のタッグとなる。テレビドラマ「海のはじまり」(フジテレビ)が7月1日(月)21時より放送開始。また、今年のカンヌ映画祭で話題をさらった『ぼくのお日さま』が9月13日全国公開、『ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ』が9月27日公開予定。

1996年2月27日、東京生まれ。大学在学中に制作した長編初監督作『僕はイエス様が嫌い』(2019)が、第66回サンセバスチャン国際映画祭の最優秀新人監督賞を史上最年少となる22歳で受賞。自身で撮影・脚本・編集も手がけた本作は、第29回ストックホルム国際映画祭最優秀撮影賞、第19回ダブリン国際映画祭最優秀撮影賞、第3回マカオ国際映画祭スペシャルメンションを受賞するなど、海外で高く評価され、逆輸入されるかたちで、日本での公開が決まり、インディペンデント映画としては異例の興行形態で公開された。公開後は、第11回TAMA映画賞最優秀新進監督賞を受賞するなど日本でも大きな話題となり、是枝裕和監督、岩井俊二監督らにも一目置かれる存在に。その後、是枝裕和総合演出のNetflixシリーズ「舞妓さんちのまかないさん」で5、6、7話の監督・脚本・編集(5話は是枝監督との共同監督回)を務めている。
また、CM、MVなどの監督・撮影も担い、2021年には、HERMÈSより抜擢され8人のクリエイターたちの旅を追ったドキュメンタリーフィルム『HUMAN ODYSSEY ―それは、創造を巡る旅。―』の総監督を務め、2023年には『君たちはどう生きるか』の主題歌である米津玄師「地球儀」のMVの監督・撮影・編集を手がけている。
そして、3月4日から放送スタートするNHK夜ドラ「ユーミンストーリーズ」では、第3週「春よ、来い」(主演:宮﨑あおい)の演出を担当することが決まっており、次世代の映画界を担う若手監督として注目を集める。

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