ティザームービーや各地公演詳細も公開
宮沢りえ主演、国境やジェンダーを超えて真実の愛を探す舞台『オーランド』メインビジュアル解禁
2024.03.15 17:00
舞台『オーランド』ポスタービジュアル(表)
2024.03.15 17:00
2024年7月にPARCO劇場で上演される舞台『オーランド』のメインビジュアルと公演詳細が解禁された。
20世紀モダニズム文学の重鎮で最も有名な女流作家のひとりであるヴァージニア・ウルフの代表作『オーランド』は、主人公オーランドが時代も国境もジェンダーも飛び越えて、真実の「私」を探求する物語。映画『オルランド』(1992年)でも知られる本作が、演出家・栗山民也の原案、詩人・岩切正一郎の翻案で舞台化される。
16世紀のイングランドに生を受けた青年貴族オーランドは、エリザベス女王をはじめ、あらゆる女性を虜にする美貌の持ち主。しかし初めて恋に落ちたロシアの美しい姫には手ひどくフラれてしまい、ルーマニアの皇女からは力づくの恋を仕掛けられ、傷心のオーランドはトルコに渡る。その地で30歳を迎えた彼は、一夜にして艶やかな女性に変身。18世紀、19世紀と激動の時代を超えて生き続け、数々の運命の人々に出会い、自らを見つめ続けていく。
あらゆる女性を虜にする美貌の青年貴族・オーランド役には、宮沢りえ。2012年朗読『宮沢賢治が伝えること』以来、栗山と本格的に初タッグを組む。オーランドが各時代で巡り合う共演者には、ウエンツ瑛士、河内大和、谷田歩、山崎一。個性豊かな実力派キャスト達が年代や性別の異なる複数の人物を演じ分ける。
解禁されたメインビジュアルは、オーランドが生きる360年余りの時間を想起させるような静かで強さを感じるビジュアル。併せてティザームービーも公開されている。
舞台『オーランド』は6月29日(土)・30日(日)に埼玉で幕を開け、7月5日(金)〜28日(日)には東京・PARCO劇場にて上演。8月には愛知、兵庫、福岡と巡演される。