2024.03.13 10:00
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2024.03.13 10:00
2022年トライベッカ映画祭正式出品『The Lost Weekend:A Love Story』が、邦題を『ジョン・レノン 失われた週末』として5月10日(金)に日本公開されることが決定した。
ザ・ビートルズのファンには周知の事実ながら、本当の事情はよく知られていないジョン・レノンとオノ・ヨーコが別居していた「失われた週末」と呼ばれる日々。その時期ジョンはどこで、誰と、どんな生活を送っていたのか。「失われた週末」は本当に「失われ」ていたのか。その真実に迫る。
ジョンとヨーコの個人秘書であり、プロダクション・アシスタントを勤めていた中国系アメリカ人のメイ・パン。本作は、ジョンがヨーコの強い希望でメイと過ごすことになった1973年秋から75年初頭にかけての18ヵ月間を、メイ本人の証言によって描くドキュメンタリー。ジョンはこの間、メイの助けを借りて最初の妻シンシア・レノンとの長男ジュリアン・レノンと再会することができ、「失われた週末」という呼び名とは裏腹に、アルバム『マインド・ゲームス』(73)や、エルトン・ジョンをゲストに迎えて全米シングルチャート第1位を獲得した「真夜中を突っ走れ」を含む『心の壁、愛の橋』(74)、自らの原点に立ち返る名盤『ロックン・ロール』(75)を創作。デヴィッド・ボウイやハリー・ニルソン、ミック・ジャガー、リンゴ・スターらとのコラボレーションや、ポール・マッカートニーとの久々の再会など、ビートルズ解散以降のソロキャリアのなかで最も多作で、商業的にも成功した時期を過ごした。
『ジョン・レノン 失われた週末』は、ジョンの名曲の数々や貴重なアーカイブ映像、ジョンとメイが互いの姿をとらえたプライベートな写真、イラストの名手として知られるジョンが贈ったユニークな描写の数々をふんだんに紹介しながら、若き日のメイがジョンと共にした忘れ難い日々を語る。彼女の目で見た素顔のジョン・レノンが生き生きと蘇るドキュメンタリーとなっている。
併せて本作の日本版ポスターと場面写真が初解禁。日本オリジナルとなるポスターは、「ヨーコとの「別離」が生んだ奇跡の日々」のキャッチに、思索するジョンの顔をメインに、メイとの2ショット、幼き日の愛息ジュリアン、ヨーコの姿が紹介されている。初公開された場面写真は、サングラスをかけたジョンと並んで車に乗るメイの2ショットとなっている。