2024.03.11 08:00
©︎2024 ヤマシタトモコ・祥伝社/「違国日記」製作委員会
2024.03.11 08:00
新垣結衣と新人・早瀬憩がW主演を務める映画『違国日記』の公開日が6月7日(金)に決定した。
本作は、人見知りな小説家の高代槙生(こうだい・まきお/35歳)とその姪・田汲朝(たくみ・あさ/15歳)の対照的なふたりの同居譚。
原作は『さんかく窓の外側は夜』など多くの人気作を生み出したヤマシタトモコの同名漫画。人見知りな30代女性と人懐っこい素直な15歳の少女の交流を軸に他人との関わり合いや大人が抱える正直な悩みを鋭くも優しい視点で炙り出し、23年6月に6年の連載期間を経て最終回を迎えたが、連載終了後も高い人気を誇っている。
高代槙生役には昨年公開した『正欲』でこれまでのイメージを軽やかに覆した新垣結衣、田汲朝を演じるのはオーディションで選ばれた新人の早瀬憩。さらに槙生の友人・醍醐奈々役には『さかなのこ』(22)の夏帆、槙生の元恋人・笠町信吾役には『愛なのに』(22)の瀬戸康史、朝の親友・楢󠄀えみり役には『少女は卒業しない』(23)の小宮山莉渚が扮する。メガホンをとるのは、『PARKS パークス』(17)、『ジオラマボーイ・パノラマガール』(20)の瀬田なつき。普遍的なキャラクターたちの交流をみずみずしく切り取る演出力に定評のある瀬田が、槙生と朝のかけがえのない関係と、そして彼らを取り巻く個性的な人々を魅力的に描き出す。
今回公開日の決定と併せて、本作の前売り情報も解禁された。ムビチケ発売日は3月15日(金)で、前売り特典には原作者・ヤマシタトモコによる槙生と朝の描き下ろしイラストが施されたクリアしおりに決定。ふたりが映画館に来たようなイラストとなっている。
さらに本作の劇中歌を橋本絵莉子が手がけていることが明らかになった。チャットモンチーでギター&ボーカルを担当し、その活動“完結”後の2018年にソロ活動を開始、先日新アルバムの発売を発表した橋本は、高校生になった朝が所属する軽音部のバンドで演奏する劇中歌「あさのうた」の作詞・作曲を担当。同曲は槙生との共同生活を経て、自分の人生を手探りしながら日々成長していく朝の気持ちに寄り添う瑞々しい楽曲を提供した。劇中では朝役の早瀬憩が橋本の歌う姿を彷彿とさせる熱唱を見せており、橋本は映画に参加する喜びを「この映画を彩る一員になれたことが、とても嬉しいです。ありがとうございました。」とコメントしている。
「あさのうた」作詞・作曲 橋本絵莉子 コメント
ドキュメンタリーなんじゃないかと思うほど朝と槙生の暮らしが近くに感じられて、
生き生きとしていて、生々しくて、綺麗だなあと思う瞬間がいっぱいありました。
観た後餃子が食べたくなったので、翌日作って食べました。
この映画を彩る一員になれたことが、とても嬉しいです。ありがとうございました。