2024.03.08 22:30
アリアナ・グランデ『Eternal Sunshine』
2024.03.08 22:30
本日新アルバム『Eternal Sunshine』をリリースしたアリアナ・グランデ。人気ブロードウェイミュージカル『ウィキッド』の映画化作品に出演するために数年間アーティスト活動を休止していた彼女が、Apple Musicで公開された最新インタビューで音楽活動の再開について語った。
「“ウィキッド”をやるために音楽を一旦休止してから、音楽との関係性が変わったと思う。音楽から離れていた期間に癒やされたし、回復したと思う。面白いのは、このアルバムを作るために音楽の世界に戻ってきてから、全ての時間を楽しめるようになった。アルバム制作、撮影、リハーサル、プロモーション……全ての工程に喜びを感じる。今までの人生でできなかった形で、“今”を噛み締めてエンジョイできている」
2020年の『Positions』以来となった今作はデュア・リパやザ・ウィークエンドなども手掛けたマックス・マーティンが11曲をプロデュース。今最も熱いプロデューサーである彼との作業について、アリアナは特別な体験だったとコメントしている。
「とても心をさらけだした制作だった。9月に彼と旅行をして、曲の種となる原案を作り始めた。その中からもっと展開させたい気に入ったビートをフォルダに集めて渡しにくれた。そこから一緒にFaceTimeして、“このアイディアどう思う?”とか“これ大丈夫かな?”って感じで相談していった。とても心をさらけ出して、楽しい体験だった。あまり言葉にできないけど特別な体験だった」
しばらく音楽活動から離れたことにより自身のメンタルヘルスや不安と向き合い、人間的な成長を見せた今作だが、彼女はそんな不安を乗り越える方法を明かした。
「あまり大きく考えないようにしてる。“今”を生きて意識を集中させるようにしているけど、人間として過去や未来について考えずに今に集中するのは大変だし難しいことだと思う。でも今後起こるかもしれないことに対する絶望ももちろんある。でも自分の味方にしたり、乗り越えられるツールを探して、一緒に生きる方法を探さないといけない。自分のなかにいる怪物を認識して、“どうやったら一緒に生き延びられるかな?”って会話をしないといけない」