ボン・ジョヴィ
2024.02.09 20:15
日本でも根強い人気を誇っている伝説的なロックバンド、ボン・ジョヴィ。2022年4月に北米ツアーを開催した際、フロントマンのジョン・ボン・ジョヴィは多くの曲で喉の不調が見受けられたが、先日「Pollstar Live!」のマイルストーン賞を受賞した彼が喉の手術を受けたことを明かした。
「もうみんなが知っていると思うけど、声帯を再構築する大規模な手術を行ったんだ。今までこのようなことはしたことがない。だから難しい道のりだったけど、声帯の一つが完全に萎縮して退化していたから、フィラデルフィアに喉頭形成術をする医者を見つけたんだ。たまに結節ができる人はいるけど、それは結構一般的なことだ。でも鼻中隔が湾曲したり、結節が声帯に悪影響を与えることがある。今まで自分の鼻のなかに入れたことがあるものは自分の指だけだったから、大変だったよ。
だからこの10年間、自分のコントロール化にないものと戦わないといけなくて、非常に困難だった。強い声帯が弱い声帯に残った力を奪っていたんだ。だから2年前に声帯にプラスチックインプラントを施して、リハビリを行っていた。もうすぐで復活に近いと思うよ」
声帯に大規模なインプラント手術を行ったと明かした現在62歳のジョン・ボン・ジョヴィ。彼は現在復帰に向かっており、先日「The 2024 MusiCares Person Of The Year」賞を受賞した際に約2年ぶりのパフォーマンスをしただけではなく、最新アルバムが完成したことも報告した。
また、彼はボン・ジョヴィの今後については、「何よりも自分の健康状態が話題になっていたが、治癒の道のりを歩んでいる。もし素晴らしくあれないのであれば、もう辞めようと思う。40周年を祝うために“Thank You, Goodnight”というドキュメンタリーもリリースするから、その件についても話す予定だよ。新しいアルバムにも興奮しているし、今回はちゃんと祝うライブをしたい。でももし過去のようなレベルでできないとしたら、それはもうしょうがないと思う」と語った。