マトリックスのキャラが楽器を弾くとしたら？キアヌ・リーブスがネオ好みのベースを予想

2024.01.18 20:15

Keanu Reeves | Don't Quit Your Day Dream | Fender

2024.01.18 20:15

『マトリックス』『ジョン・ウィック』などの映画で知られているハリウッド俳優キアヌ・リーブス。昨年の10月6日に新アルバム『Somewhere Between the Power Lines and Palm Trees』をリリースしたオルタナティブ・ロックバンドDogstarのベーシストとしても活動している彼が、自身が演じたアイコニックなキャラクターの音楽的嗜好性を分析した。

Bass Player誌のインタビューに登場したキアヌ・リーブスは、「ジョン・ウィック、“マトリックス”シリーズのネオ、そして“ビルとテッド”シリーズのテッドがもしベースを弾いていたら？」という質問に答えた。

「ジョン・ウィックは2つのパターンがあると思う。彼はストレートにFenderのPベースを使うかもしれない…… それかジャズベースを使うかもしれない。彼だったらFenderのジャズベースを弾くな。

ベースを弾くネオか！（笑）ネオにはアップライトベースを与えよう。彼はジャズを弾きたがるだろう。トーマス・アンダーソン（ネオ）はアップライトで、モーフィアスはドラムだろうな。エージェント・スミスにはキーボードを担当してもらってもいいかもしれない。そして俺らはパワフルなトリオだ（笑）」

自分の目的に向かってストレートに進んでいくジョン・ウィックはPベースかジャズベースを使うだろうと予想したキアヌ・リーブス。マトリックスシリーズに関しては、ネオはジャズを演奏するためにアップライトベースを弾き、ドラムを担当するであろうモーフィアスとバンドを組むとも考えているようだ。

また、キアヌは主人公コンビが時折見せるエア・ギターが印象的なSFコメディ映画『ビルとテッドの大冒険』の主人公、テッド・ローガンは“実験的になる”と答えた。

「もしテッドがギターからベースに転向しても、7弦ベースを弾くだろう。彼は色んなスケールで実験をするだろうし、多分彼のようなキャラクターは7弦のフレットレスベースを弾く」

Dogstar – Breach (Official Video)

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ドッグスター

アーティスト情報

左からロバート・メイルハウス(Dr)、ブレット・ドムローズ(Gt.Vo)、キアヌ・リーブス(Ba)

1991年にキアヌ、ロバート、グレッグの3⼈で結成されたオルタナティブ・ロックバンドDogstar。グレッグは後に脱退、1994年にブレットが加⼊し、1996年にデビューアルバム『Our Little Visionary』、そして2000年に『Happy Ending』をリリース。過去にはウィーザーやランシドなどのバンドのオープニングアクトを務めた。2003年にミスター・ビッグのトリビュート・アルバムに参加して以来活動をしていなかったDogstar が、2022年7⽉にインスタグラムのアカウントを開設し、「僕たちがカムバックする / Weʼre back」と再結成を宣⾔した。2023年5⽉にはアメリカで⾏われた⾳楽フェス「ボトルロック・ナババレー・フェスティバル」に出演。本⽇発表されたニューシングル“Everything Turns Around”も披露され、約20年ぶりとなる活動再開を果たした。本⽇ニューアルバムの発売も発表され、アルバム名の通り『Somewhere Between the Power Lines and Palm Trees』、カリフォルニアのヤシの⽊と電線の⾵景の中から変わらず⾳楽を届けるバンドに注⽬が集まる。