ニューヨークを舞台に人生が劇変する夫婦を描く
アン・ハサウェイ主演、ゴールデングローブ賞ノミネート作『ブルックリンでオペラを』4月公開
2024.01.18 08:00
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2024.01.18 08:00
本年度ゴールデングローブ賞ノミネート作品『She Came To Me』が、邦題『ブルックリンでオペラを』として4月5日(金)に日本公開されることが決定し、ポスタービジュアルと特報映像が公開された。
主演は『プラダを着た悪魔』のアカデミー賞俳優、アン・ハサウェイ。脚本に惚れ込み、本作では出演と共に自らプロデューサーも務めた。数々の作品を大ヒットへと導いた彼女が20年越しの願いを叶えて組んだ監督は、『50歳の恋愛白書』などを手掛けたロマコメの名匠レベッカ・ミラー。共演は、大旋風を巻き起こした大人気TVシリーズ「ゲーム・オブ・スローンズ」でゴールデングローブ賞を受賞したピーター・ディンクレイジと、アカデミー賞受賞俳優のマリサ・トメイなど、豪華ハリウッドスター&スタッフが集結した。
そして本作の重要なモチーフとなる現代オペラなどの音楽を手掛けたのは、グラミー賞を2度受賞した偉才ブライス・デスナー。ゴールデングローブ賞歌曲賞にノミネートされた主題歌「Addicted to Romance」は、ロック界の重鎮ブルース・スプリングスティーンが書き下ろした。
ニューヨーク、ブルックリンに暮らす夫婦、パトリシア(アン・ハサウェイ)とスティーブン(ピーター・ディンクレイジ)。人気精神科医の妻パトリシアは掃除が大好きな潔癖症。一方、人気の現代オペラ作曲家の夫スティーブンは人生最大のスランプに陥っていた。ある日、愛犬と行く当てのない散歩に送り出されたスティーブンは、とあるバーでユニークな船長のカトリーナ(マリサ・トメイ)と出会う。彼女に誘われて船に乗り込んだ先に待ってたのは、予想だにしない出来事。その想定外の出会いが、やがて夫婦の人生を劇的に変えてゆく。
解禁されたポスタービジュアルでは、本作の主要人物となるパトリシア、スティーブン、カトリーナの3人が舞台となるニューヨーク、ブルックリンの街並みを背景に歩く様子が描かれている。精神科医らしくかっちりとした洋服に身を包み、左手には仕事用と思われるバッグを下げるパトリシアの一方で、右手に飼い犬のブルドッグを連れ、散歩に向かう様子のスティーブン。物語を大きく動かすことになるカトリーナは、ツナギの上に印象的な赤いジャンパーを羽織り、船乗りらしく動きやすい格好で一点を見つめている。
また、30秒の特報では潔癖症のパトリシアに続き、愛犬の散歩中に立ち寄ったバーでカトリーナに出会うスティーブン、そして「私 恋愛依存症なの」というカトリーナの台詞とともに穏やかだった曲が転調し、揺れ動く登場人物たちの心情が描かれている。
本作はゴールデングローブ賞歌曲賞のほか、第73回ベルリン国際映画祭オープニング作品にも選出されるなど世界の映画祭で絶賛。日本では4月5日(金)より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町、シネリーブル池袋ほかにて全国公開される。