女性たちの歌声が魂を揺さぶる特報が解禁
スティーブン・スピルバーグ製作総指揮、よみがえる不朽の名作『カラーパープル』来年2月公開
2023.12.01 10:00
『カラーパープル』場面写真 © 2023 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved.
2023.12.01 10:00
1985年に制作されたスティーブン・スピルバーグ監督による『カラーパープル』が、新作ミュージカル映画として2024年2月9日(金)よりドルビーシネマを含む全国劇場にて公開されることが決定。特報映像と2枚の場面写真が解禁された。
監督は新鋭ブリッツ・バザウレ。製作総指揮にはスピルバーグをはじめ、オリジナル版で映画初出演にしてアカデミー賞®助演女優賞にノミネートされたオプラ・ウィンフリー、マイケル・ジャクソンなどをプロデュースし、オリジナル版でアカデミー賞®作曲賞と歌曲賞にノミネートされたクインシー・ジョーンズらが名を連ねている。
本作は父に虐待され10代にして望まぬ結婚をさせられた主人公セリー(ファンティジア・バリーノ)が、最愛の妹と生き別れ、不遇な日々を送る中でも不屈の精神で人生を変えていく物語。逆境にあっても未来を信じる女性たちの絆と歌声が魂を揺さぶる力強いミュージカルとなっており、セリーは型破りな生き方の女性たちとの出会いと絆によって自分の価値に目覚め、自らが輝く場所を見つけていく。
オリジナル版は映画史に残る“衝撃の名作”で、黒人の世界をきちんと描いていないという声や、賞狙いで撮影したという声があがり無冠に終わったが、作品自体はあまりに素晴らしかったことからアカデミー賞®10部門11ノミネートされた。原作はアリス・ウォーカーがピュリッツァー賞を受賞した同名小説で、その受賞40周年となる今、リメイクが実現することとなった。
解禁された特報は、『リトル・マーメイド』のハリー・ベイリー演じる妹と姉が「離れ離れになっても、姉妹の心はひとつ」と誓い合うシーンから始まる。そしてグラミー賞受賞のファンティジア・バリーノ演じる大人になった姉セリーの魂を振りしぼるような歌声が響く。続く映像で映し出されるのは、アカデミー賞®とグラミー賞受賞のH.E.R.をはじめ、未来を信じて何度でも立ち上がる女性たちの姿。その合間に挿入される力強いミュージカルシーンと華やかな夢のシーンは、女性たちの不屈の魂と、どんな逆境にも負けない強さを感じさせる。