スリップノット
2023.11.06 18:20
世界で最も有名なメタルバンドの一つとして知られている9人組バンドのスリップノットが、ドラマーのジェイ・ワインバーグの脱退を発表した。
2013年に故ジョーイ・ジョーディソンの後任として加入したジェイ・ワインバーグは、アルバム『.5: The Gray Chapter (2014)』『We Are Not Your Kind (2019)』『The End, So Far (2022)』でドラムを担当し、圧倒的なドラムスキルでファンの人気を獲得した。バンドは公式SNSアカウントで、既に削除された投稿にて感謝のコメントを投稿していた。
「私たちはこの10年間ジェイ・ワインバーグがスリップノットに注いでくれた熱意に感謝したい。ジョーイ・ジョーディソンのオリジナルなサウンドとエネルギーの代わりになる人はいないが、ジェイはジョーイのパートをリスペクトし、直近のアルバム3枚で大きく貢献してくれた。バンドとファンからも感謝したい。
しかしスリップノットは常に進化し続ける予定で、クリエイティブな選択肢に進むためにジェイとは違う道を進むことにした。ジェイの今後に幸運を祈ると同時に、楽しみにしている」
ジェイ・ワインバーグはブルース・スプリングスティーンのE STREET BANDのドラマーである父親の影響で、10代の頃からスリップノットのファンであり、オーディション経て2013年に加入。Modern Drummer誌が選ぶ「ドラマー・オブ・ザ・イヤー」のメタル部門を受賞していた。
SNSにはジェイの脱退を悲しむコメントが寄せられており、「24年間スリップノットのファンだったが、ジェイはジョーイの後任として完璧だった」「ジェイよりも良いドラマーを探すのは難しいだろう」「スリップノットの勢いを復活させたのはジェイだった」との声も多い。スリップノットは今年の6月にも27年間在籍したメンバー、クレイグ・ジョーンズの脱退を発表し、その投稿も削除していた。
