2023.10.23 19:45
レッドマン
2023.10.23 19:45
1992年にデビュー・アルバム『Whut? Thee Album』をリリースして以来、凄腕リリシストとしてヒップホップ業界にてリスペクトされているラッパー、レッドマン。エミネムが最も影響されたラッパーとしても頻繁に挙げているベテランMCだが、自分とエミネムの共通点を語った。
先日HipHopDXのインタビューに登場したレッドマンは、韻をどのようにして考えているか訊かれこう答えた。
「俺が座って韻を考えているとき、色んな次元や側面から言葉を引っ張り、多くの箇所で韻を踏む。とても複雑なパターンで踏んだりするんだ。俺と同じようなスタイルで韻を踏んでいる人はエミネムだろう。この話題について彼と議論したことがあるんだけど、俺らの言葉遊びはとても複雑で、細かく色んなところにかかっている。彼の韻のパターンを聴いてもそう感じるよ」
面白おかしくもアグレッシブなラップと、同音異義語で言葉遊びをするスタイルで高く評価されているレッドマンだが、エミネムは2002年の『Eminem Show』に収録された人気曲「Till I Collapse」でもレッドマンが最も優れたラッパーだとラップしていた。
エミネムは「Till I Collapse」のアイコニックなヴァースで、「これが俺のリストだ/レッドマン、ジェイ・Z、2Pac、ノトーリアス・B.I.G/そしてアウトキャストのアンドレ、ジェイダキッス、クラプト、ナズ、その次に俺だ/でもこの業界で俺は多くの人の嫉妬の対象になる/だからみんなのリストに入らなくても全く気にならない」とラップしている。
レッドマンは、こちらのエミネムの歌詞をデザインに使用したTシャツも販売しており、エミネムが着用した写真もInstagramで公開していた。