チャレンジを繰り返す高校生たちの場面写真も公開
恐怖の“憑依チャレンジ”に存在する3つのルールとは A24『TALK TO ME』日本版予告解禁
2023.10.23 12:00
© 2022 Talk To Me Holdings Pty Ltd, Adelaide Film Festival, Screen Australia
2023.10.23 12:00
12月22日(金)より公開されるホラー映画『TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー』から日本版予告が解禁された。
本作は2023年のサンダンス国際映画祭で上映されると大きな話題を呼び、アリ・アスター、ジョーダン・ピール、サム・ライミ、スティーブン・スピルバーグ、スティーブン・キングらが大絶賛。世界中の配給会社がこぞって手を挙げた中、A24が北米配給権を取得した。そして『ミッドサマー』や『ヘレディタリー/継承』を超える“A24ホラー史上最高興行収入”を記録し、ロッテントマトでも95%フレッシュをたたき出した。
監督のダニー&マイケル・フィリッポウ兄弟は、本作で衝撃的な長編映画監督デビューを果たした。超人気YouTuberでもある2人のチャンネル「RackaRacka(ラッカラッカ)」は、ブラックで尖ったコメディや日本アニメの自家製実写版など超個性的でエッジの効いた動画が高評価を集めている。今後はA24製作による続編『Talk 2 Me』(原題)や『ストリートファイター』の実写映画化を手掛けることも決定している。
主人公の高校生ミア(ソフィー・ワイルド)は2年前に母親を亡くし、その死と向き合えないでいた。そんなミアの周りで流行っているゲーム「#90秒憑依チャレンジ」。予告編ではこのルールが1つずつ説明される。ルール1<呪物の“手”を握る>、ルール2<トーク・トゥ・ミー(話したまえ)と唱える>、すると霊が憑依。そのスリルと強烈な快感に虜になり、一度憑依させると誰もがハマってしまう。しかし、このゲームには必ず守るべき3つ目のルールが存在する。それは、霊を憑依させる時間は<90秒を超えてはいけない>ということだった。しかし、友人に憑依したのが亡くなった母親の霊だったミアは……。SNSで流行りのゲームに参加しただけのはずが、彼女たちに降りかかる恐怖。果たしてどんな運命が待ち受けるのか。
併せて新場面写真8点も一挙解禁された。ミアをはじめチャレンジにハマるティーンたちや息を呑みながらスマホで撮影する仲間たちの姿を捉えるほか、彼女が亡くなったはずの母と手を握り合う様子、彼女と元カレが至近距離で見つめ合う姿も。「#90秒憑依チャレンジ」を行なう時に使う不気味な呪物の「手」について、脚本も担当したダニーは「脚本の初稿では、霊を呼ぶためのアイテムが何なのかはハッキリしていませんでした。でも、書き終えたものを読んでみたら、“手”とか“触る”とかコネクションについての描写がたくさん出てきて、このホラーのシンボルになるものが“手”だとたどり着いたんです」と語っている。