2023.10.18 18:20
モトリー・クルー
2023.10.18 18:20
1980年代前半から後半にかけて、世界的に人気を誇ったカリフォルニア州ロサンゼルス出身のバンド、モトリー・クルー。非常に破天荒なライフスタイルでも知られていたLAメタルを代表するバンドだが、ドラマーのトミー・リーが衝撃の事実を明かした。
Bill Maherのポッドキャスト「Club Random」最新回に出演したトミー・リーは、断酒をしてから1年が経ったことを祝っており、過去の飲酒エピソードを披露している。
「最近断酒1周年を祝ったんだ。問題は、1年を達成したことが嬉しくてお祝いをしてしまったことだ。アルコールはまじで変だよ。まじでアルコールは簡単にハマってしまうんだ。飲酒したときの気持ち良さとか、リラックスできる感じとか…… でも“え?俺は1日2ガロン(約7.5リットル)もウォッカを飲んでいたのか?”と急に気がつくんだ。そこまでくると死のうとしているだけだ」
1980年代当時は1日に2ガロン(約7.5)リットルもウォッカを飲んでいたと発言したトミー・リー。番組ホストのBill Maherが驚いた様子を見せると、彼は「まじで神に誓って長い間毎日2ガロン飲んでいたよ。肝臓が松葉杖をついているような状態になるし、ほぼ機能しなくなる」と語った。
モトリー・クルーは1990年代に入るにつれ、より健康的なライフスタイルに切り替える必要があると気がついたようで、彼は焦りを感じていたようだ。
「1989年と1990年ぐらいに、俺らはバンドとして、“このままだと誰かが起きない朝を迎えるぞ…… この状況はあまりにもヤバい”と危機を感じた。俺らは毎晩、大量のハルシオン(睡眠薬)を持ってジャック・ダニエルのボトルを一気飲みしてから出かけていた。ハルシオンは長い睡眠につく人が飲む薬だ。このままだとバンドの誰かが亡くなるところだった」