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「歩く度に痛みを感じる」とコメント

スリップノットのコリィ・テイラーが数年後に引退を考えている理由を明かす

2023.10.12 19:15

スリップノット

2023.10.12 19:15

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爆発力のある激しい音楽性とマスクで多くのファンを魅了するメタルバンド、スリップノット。1999年にリリースしたデビュー・アルバム『Slipknot』は200万枚のセールスを記録し、2006年にはシングル「Before I Forget」でグラミー賞を受賞した。2022年の9月には7thアルバム『The End, So Far』をリリースし、デビューから24年経つ今でも世界で絶大なる人気を誇っている。

激しいステージパフォーマンスでも知られているスリップノットだが、フロントマンのコリィ・テイラーは先日RockFeedのYouTube番組に出演した際に、健康上の理由で数年後には引退するとの考えを明かした。

「もう体力的にもあと5年ぐらいしかできないと思ってるし、自分の健康をケアするようにしている。俺の体は、既にたくさんの距離を走ってきた。みんなは気が付かないかもしれないけど、歩く度に常に痛みを感じる。膝だったり、足だったり、こっちの足の親指は骨折してるし、関節まで感じる神経痛もある。大変だし、昔ほど機敏には動けない。俺はもう35歳じゃないんだ。

クレイジーに暴れなくてもライブをやる方法はあるけど、そもそもツアーのために旅をするのが健康的じゃない。そのときにあるものでどうにかしないといけないし、クソみたいな食事もするし、クソみたいに寝れなかったりもする。そうなると、体調も悪くてクソみたいなライブも増える。それは阻止したいだろ?」

激しいステージパフォーマンスだけではなく、ツアーそのものが健康的ではないと語ったコリィは、特に睡眠と食事が問題だと指摘している。

「俺らレベルのバンドでも、ちゃんとしたケータリングが常にあるわけじゃない。深夜0時30分に湿ったサンドイッチしかなくて、“今これを食べたら吐くだろうな”って思うこともある。ツアーはみんなが思ってるような生活じゃない。SNSやCMで美化された姿を見てるかもしれないけど、そんなものじゃない。ライブを終えてステージから直接空港にいって、飛行機に乗って、次の日の7時まで寝れないとかもあるし、みんなボロボロだ」

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アーティスト情報

SLIPKNOTの結成は1995年の事。アイオワ州デモインという、それまでは誰にも知られる事のなかった街でこの巨大な怪物は産声をあげる。
全員赤のジャンプスーツに、ハンドメイドのグロテスクなマスクを身につける、というスタイル、そして強烈なライヴ・パフォーマンスにより地元では異常なまでの人気を博す。
その後自主制作として『Mate, Feed, Kill, Repeat』を発表、この作品がロス・ロビンソンの耳に届き、彼によるプロデュースの基、99年デビュー・アルバム『SLIPKNOT』を発表。
あらゆるジャンルを飲み込み昇華させ、9人全てが一体となった究極のヘヴィ・サウンドは瞬く間に話題となり、本国アメリカでは00年に100万枚を超えるセールスを記録している。
00年には全公演即日完売となった初来日公演を、翌年にはSUMMER SONIC 01出演の為来日を果たすと、直後に2作目『アイオワ』を発表。日本で初登場4位を記録するという快挙を成し遂げる。
翌年には3度目の来日公演も行うも、ツアー後にしばらくSLIPKNOTは活動を停止、各々が個別に活動を始める。
その後3年の時を経てメンバーが再び集結、リック・ルービンをプロデュースに迎え、更なる混沌さとヘヴィネスを手に入れた3作目、『VOL. 3:(ザ・サブリミナル・ヴァーシズ)』を04年に発表。オリコン・チャート初登場2位を記録したのを始め、各国で大ヒットを記録、現在全世界で200万枚を超えるセールスを記録している。
また同年には単独公演を、そして05年のにはSUMMER SONICへの来日を果たした。
このツアー後、05年にバンド自身初となるライヴ・アルバム『9.0:Live』を、06年には9人の内面を曝け出した衝撃の映像作品『Voliminal: Inside The Nine』を発表。
その後再びそれぞれの活動に専念するためこの怪物はしばらく活動を休止するが、08年、約4年ぶりとなる、全世界が渇望したニュー・アルバム『All Hope Is Gone』をリリース。
このアルバムは世界で驚異的なチャートを記録、ここ日本でも総合チャート2位、アメリカでは全米チャート1位を記録した。その後LOUD PARK 08の初日のトリを飾った後、ヨーロッパ/北米ツアーを敢行、ツアーが終了した段階でまた活動を休止させる。
2010年5月、オリジナル・メンバーでもあるポール・グレイが死去、今後のSLIPKNOTとしての活動が一切見えなくなる。
それから約1年後、突如バンドは2011年6月よりヨーロッパのフェスティバルへの出演をはじめ、2012年には初のKNOTFESTを開催、2日間で5万人を超える動員を記録、その存在感の大きさを世界中に見せつけた。
2013年5月に開催されたOZZFEST JAPANの初日ヘッドラインとして、6年ぶりに来日公演を行った。2014年10月にはアルバム『.5:The Gray Chapter』リリース、11月にはKNOTFEST JAPAN初上陸で大盛況のうちに幕を閉じた。
2016年11月には2回目の開催となるKNOTFEST JAPAN 2016で再び来日。数々の苦難、受難を乗り越え2019年に再始動、8月には6枚目のアルバム『We Are Not Your Kind』をリリース。究極の混沌が再び世界を覆い尽くす…

(引用)https://wmg.jp/slipknot/profile/

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