恋愛群像映画の旗⼿・⽊村聡志が手掛ける会話劇
莉⼦、綱啓永、筧美和⼦らの恋が複雑に絡み合う 映画『違う惑星の変な恋⼈』来年1月公開
2023.09.27 16:00
©「違う惑星の変な恋⼈」 製作委員会
2023.09.27 16:00
新世代恋愛群像の旗⼿・⽊村聡志監督の最新作『違う惑星の変な恋⼈』が2024年1⽉26⽇(金)より公開されることが決定し、ポスタービジュアルと特報、場面写真3点が解禁された。
監督の⽊村聡志は、インディーズ映画では異例の199分に及ぶ傑作恋愛群像劇『恋愛依存症の⼥』がシネマ・ロサの動員記録を達成し、感動シネマアワードの企画コンペグランプリを受賞した『階段の先には踊り場がある』で商業デビュー。最新作となる本作は、10⽉23⽇より開催される第36回東京国際映画祭<アジアの未来部⾨>に正式出品されることが決定した。
主演は、映画『女子高生に殺されたい』、TVドラマ『ファイトソング』『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』など話題作への出演が続く莉子。そのほかドラマ・映画・舞台で注⽬を集める筧美和⼦、『偶然と想像』『愛なのに』『よだかの⽚想い』と話題作への出演が相次ぐ中島歩、『君の花になる』『ばらかもん』に出演した綱啓永、『愛なのに』で主題歌を担当していたシンガーソングライター・みらんという異⾊メンバーが出演する。
同じ美容室で働くむっちゃん(莉⼦)とグリコ(筧美和⼦)は、ふとしたきっかけでお互いの⾳楽の趣味が合うことを発⾒して以降はなんでも話し合う仲になる。ある⽇、美容室にグリコの元カレ・モー(綱啓永)が現れ、グリコはモーから復縁を迫られる。一方、グリコはシンガーソングライター ・ナカヤマシューコ(みらん)のライブで旧知のベンジー(中島歩)と再会。同⾏していたむっちゃんはベンジーに⼀⽬惚れしてしまう。 むっちゃんはグリコとモーの協⼒を得てなんとかベンジーと恋仲になろうとし、モーはむっちゃんの⼒を借りてグリコにアプローチをし続ける。
しかし、ベンジーはナカヤマシューコと関係を持っていて、むっちゃんからの恋⼼も感じているもののひさしぶりに会ったグリコに⼀番惹かれている。また、グリコもむっちゃんへの罪悪感を感じつつも、久しぶりに会ったベンジーに惹かれていることに気付き始める。そしてカタールW杯の⽇本戦が始まる頃、複雑にこんがらがってしまった恋の⽮印を整理するためにむっちゃん、グリコ、ベンジー、モーが⼀同に介する。
本作の公開に際し、主要キャスト5⼈と⽊村聡志監督から喜びのコメントも届いている。
莉⼦(むっちゃん役)コメント
約1年前寒い時期に撮影したこの作品が、無事に公開されるということで嬉しい気持ちでいっぱいです。台本を読み返した回数分、異なった⾒⽅ができ、観れば観るほど味が出てくる素敵な作品になっていると思います。是⾮、「違う惑星の変な恋⼈」独⾃の世界観をお楽しみください︕
筧美和⼦(グリコ役)コメント
東京国際映画祭でこの映画をみなさんに観ていただけること嬉しく思います。
4⼈の男⼥の会話劇ですが、本当によく喋りました。⽊村監督のめんどくさいところがぎゅっと詰まっています。
でもそんな映画が好きだし、こだわりぬいてくれたことに感謝しかないです。
⼈と⼈との間の”なんか”がちゃんと”なんか”として詰まっていると思います。
是⾮楽しんでいただけたら嬉しいです。
中島歩(ベンジー役)コメント
⽊村監督とは出会うべくして出会ったと思っています。彼の書いた⾺⿅⾺⿅しくて最⾼の台詞をフルスイングで演じました。
映画館へ⾏き、ポップコーン⽚⼿に観て、終わったらあーだこーだと⾔いたい放題⾔ってくれたら嬉しいです。
綱啓永(モー役)コメント
「違う惑星の変な恋⼈」にて、モー役を務めさせていただきました綱啓永です。モーは筧美和⼦さん演じるグリコの元カレで、凄まじく変な⼈です。変⼈です。
会話劇で構成されていて、台本を読んでいて⾯⽩くてすごく興奮しました。セリフの殴り合いのような作品は僕⾃⾝初めてで、遊び⼼加えながら楽しくモーを演じさせていただきました。違った⼀⾯を⾒せられるかなと思っています。
それぞれの恋が複雑に絡みあっていく物語で、とても⾯⽩い作品になってますので是⾮劇場でご覧ください︕
みらん(ナカヤマシューコ役)コメント
好きでも嫌いでも、おかしくても、どれだけおもしろくなくても、どれだけふつうでも、愛おしく思わせたもん勝ち︕みたいなところ、恋愛にはあって。みんながみんな、⼀⽣懸命です。 誰かを知ることで⾃分を知りたいから、歩み寄れる会話がいくつもあるなと思います。
是⾮楽しんでください。
⽊村聡志監督 コメント
歴史と伝統がある東京国際映画祭という⼤きな舞台に⽴てることをとても光栄に思います。また昔から⼤好きな新宿武蔵野館という劇場がメイン館に決定したことに喜びと感動を覚えます。
⼤⾕翔平やメッシなどの際⽴った才能を持つ⼈のことを敬意を込めて「違う惑星からやって来た」なんて形容することがあるかと思います。
僕⾃⾝は地球⼈の中でも極めて凡⼈の部類に⼊る退屈な⼈間ですが『違う惑星の変な恋⼈』は違う惑星からやって来た⽣物達が作った映画だと⾔っても決して誇張ではない素晴らしい作品になったと思います。多くの⼈といくつかの惑星で永遠に愛される映画になれば嬉しいです。