2023.09.21 18:00
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2023.09.21 18:00
坂口拓(TAK∴)主演映画『1%er ワンパーセンター』が11月10日より全国公開されることが決定し、予告が解禁された。
本作は坂口拓のYouTubeチャンネル「たくちゃんねる」を運営する株式会社WiiBER制作のリアルアクション映画。かつて一世を風靡した主人公のアクション俳優・匠馬敏郎が、撮影のために無人島を訪れるが、事件に巻き込まれ、最強の武術家・黄島に命を狙われることになる。
主人公の敏郎役を務める坂口拓は、大ヒット映画『キングダム』(2019年)の左慈役やハリウッド映画『プリズナーズ・オブ・ゴーストランド』(2021年)でニコラス・ケイジと共演を果たすなど、20年以上にもわたり本物の格闘技や武術、暗殺術を取り入れ自身を鍛錬、その技を映画やドラマなど様々なエンターテイメントに昇華させ“リアルアクション道”を追求してきた。2020年に坂口主演で公開された77分ワンカットのアクション時代劇『狂武蔵』はコロナ禍にも関わらず大ヒットを記録。坂口演じる武蔵が“400人の相手をワンカットで斬り捨てていく”という前代未聞のセンセーショナルな挑戦は、世界各国の映画祭でも高い評価を受けた。
本作でメガホンを取るのは『HiGH&LOW THE RED RAIN』(2016年)の監督で知られ力強い映像描写と迫力のある演出に定評がある山口雄大。そして坂口演じる匠馬の敵役として、「たくちゃんねる」に度々登場する武術家、ジークンドーマスターの石井東吾が出演する。石井はブルース・リーが産み出した武術ジークンドーの正統な継承者であり、自身のYouTubeチャンネル「ワンインチチャンネル」を中心に自伝的著書やTV出演などの活動をしているが、演技は今回が初挑戦となる。
さらに、敏郎の弟子・アキラを福山康平、無人島で傭兵集団に狙われている女子高生マリヤを福田ルミカ、傭兵集団と黄島を率いる謎の女・アミを成海花音、傭兵集団のボス・獅子堂を平沼紀久、竹之内を青柳翔、無人島で敏郎・アキラと居合わせた芸術家風の映画監督・木滑を堀部圭亮、敏郎とはそりが合わないアクション監督・トニーを駿河太郎、敏郎がアクションに対して不満を抱えながら参加した映画監督役を広井王子、リアルアクションを追求する敏郎のオリジナル新作映画の製作に協力をする映画コーディネーター・神田を板尾創路、映画のプロデューサー・進を石丸謙二郎が演じる。
本作は日本公開に先駆け、国際映画祭へも出品された。日本で社会現象を起こし、フランスではリメイク版も制作された『カメラを止めるな!』も受賞・上映されたフライトフェスト映画祭2023(イギリス)、プチョン国際ファンタスティック映画祭2023(韓国)、ファンタスポア・ファンタスティック映画祭2023(ブラジル)などのほか、ブリュッセル国際ファンタスティック映画祭2023(ベルギー)、ファンタスティック映画祭2023(アメリカ)、グロスマン・ファンタスティックフィルム&ワイン祭2023(スロベニア)へ出品され、日本発“リアルアクション”ムービーとして世界でも高い評価を受けている。
今回解禁された本予告は、“その道を極めることができた1%の選ばれしもの”、孤高の存在「1%er ワンパーセンター」とは何者なのか、という印象的な導入から始まる。敏郎は弟子のアキラとともに映画撮影のため、ある無人島を訪れるが、そこは秘密が隠された島だった。その秘密を狙う傭兵集団と相対することになるが、そんな逃げ場のない極限状態の中で、敏郎は次々に敵を打ち砕いていく。多人数を相手に暗い室内でフラッシュライトで敵を惑わせて倒していくシーンやレンチなどを駆使し敵を戦闘不能にしていくシーンなど、その場の環境や身の回りにある武器で敵を制圧し無双していく敏郎。ハリウッド作品含めたアクション映画でも観たことのないような実戦的アクションの数々はオリジナリティに溢れており、爽快感を味わうことができる。
そして映像の後半では最新戦闘術を極めた敏郎と石井東吾演じるジークンドーを極めた最強の暗殺者・黄島といった、まさに“1%er ワンパーセンター”同士が激突する高速のアクションシーンも映る。“映像史上最速の対話<アクション>”という言葉の通り、目で追えないほどの速さで技が繰り出され、今までのアクション映画を超えた“速さの概念が変わる”ような戦いを見せる。
予告のナレーションは数々のアニメ、ゲームや洋画作品の声優吹替えを務め、俳優としても活躍をする大塚明夫が担当。坂口拓の主演映画『RE:BORN リボーン』(2016年)ではラスボス的な存在・ファントムとして出演した大塚が、声優界の“1%er ワンパーセンター”として唯一無二の声色で本作の臨場感を盛り上げ、世界観を力強く演出している。