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ベッドの位置を間違えてダイブし大怪我

オジー・オズボーンがツアー引退のきっかけとなった“事故”について語る

2023.09.13 18:50

Photo: Ross Halfin

2023.09.13 18:50

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今年の2月に健康上の理由でツアー活動引退を発表し、今年の10月にカリフォルニア州で開催されるフェス「Power Trip」の出演もキャンセルしたオジー・オズボーン。4年前に事故で脊髄を損傷して以来、何度も手術を受け治療をしている彼だが、ツアーを引退するきっかけともなった事故について語った。

5年間の休止を経て今月12日に復活したオジーと家族のポッドキャスト「The Osbournes」の復活後第一回によると、夜中にトイレに行ったときに事故は起きたという。

「とある夜、寝てる途中で起きてトイレに行ったんだ。電気は消したままで完全に暗闇だったんだけど、部屋に戻ってベッドに飛び込んだと思ったらベッドの位置をミスって床に顔面を強打したんだ。しばらくうつ伏せの状態から動けなかった。痛みはなかったんだけど、何か損傷した感じがした。シャロンに“そこで何してるの?”って訊かれて、私は“救急車を呼んでくれ……”って伝えた。彼女は“冗談でしょ”って言ったけど、私は“首を骨折した……”って思ったんだ」

オジー・オズボーンはツアー引退を発表した際に、「3回の手術、ステムセル治療、数え切れない回数のフィジカルセラピー、そして最新のサイバニクス治療を受けた今でも、私の身体は弱い」とSNSに投稿しており、数々の治療を施した後でも脊髄の損傷が回復をしていないと発言していた。2020年の1月にはパーキンソン病とも診断されており、6月には手術を受けていた。

今年の4月には杖なしで歩く姿が目撃されており、妻でありマネージャーも務めるシャロン・オズボーンは「彼の調子は徐々に改善されている。彼は一度も止まっていないし、戻ってくる」とコメントしていた。

オジー・オズボーン

アーティスト情報

英国バーミンガム出身。1970年ブラック・サバスのヴォーカルとしてアルバム『黒い安息日』でデビュー。瞬く間に人気を獲得し2ndアルバム『パラノイド』で早くも全英1位を獲得するなど、ヘヴィ・メタルの始祖的バンドのフロントマンとしてシーンの第一線で活躍するも’78年暮れにブラック・サバスを脱退。1980年(日本は’81年)の1stアルバム『ブリザード・オブ・オズ~血塗られた英雄伝説』、翌年の2ndアルバム『ダイアリー・オブ・ア・マッドマン』でソロとしても早々に成功を収め、“ヘヴィ・メタルの帝王”としての地位を不動のものとする。鳩やコウモリを食いちぎるなどロック史に残る奇行の数々とは裏腹に、楽曲はメロディックかつキャッチーでソングライターとしても高く評価されている。ランディ・ローズ、ザック・ワイルド、ジェイク・E・リー、ガス・Gなど、名ギタリストをこれまで多数輩出してきたことでも有名である。これまでブラック・サバスで9枚、ソロとして11枚のオリジナル・アルバムを発表している。

(引用)https://www.sonymusic.co.jp/artist/OzzyOsbourne/profile/

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