酒井監督と丁寧な作品づくりに励むメイキング写真も解禁
映画『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』クランクアップインタビュー映像公開
2023.08.29 17:00
©2023『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』製作委員会
2023.08.29 17:00
9月1日(金)より全国公開される久間田琳加と白岩瑠姫のW主演映画『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』から、メイキング写真とクランクアップインタビューが公開された。
本作はマスクが手放せず周囲の空気ばかり読んでしまう「優等生」の茜(久間田琳加)と、自由奔放で絵を描くことを愛する銀髪のクラスメイト・青磁(白岩瑠姫)が、それぞれの想いを抱えながらも徐々に心を通わせ、恋に落ちていく純度100%のエモーショナルなラブストーリー。原作は汐見夏衛による同名小説で、監督は商業映画デビュー作となった2017年『はらはらなのか』などで映画ファンから熱い注目を集めて以降、TVやドラマの話題作を続々と手がける酒井麻衣が務める。
公開されたクランクアップインタビューで、今作が映画初出演にして初主演の白岩はオファーを受けた時を振り返り「主演を、しかも映画でさせていただけると聞いて、めちゃめちゃ嬉しい気持ちと、大丈夫かな?やっていけるかな?という不安が同時にあり、感情が忙しかったです!」と素直な気持ちを語った。
また、本音を隠して生きる優等生という難しい役どころを演じた久間田は「まずはすごくうれしかったです。小説が原作の作品に出演するのも初めてでしたし、原作が書かれたのはコロナになる前だったのですが、今はマスクも広まって、また作品として違う受け取り方もできるような、丹羽茜を演じるにあたって緊張感あったと言いますか。すごく慎重に演じたいなという気持ちで、INまではものすごくドキドキしていました」と、自身が今まで演じたことのないキャラクターに挑戦した心境を伺わせた。
W主演の二人にとっては初めて経験することも多く不安も大きかったというが、撮影現場では酒井監督やスタッフ陣などまわりによるサポートが大きかったそう。特に酒井監督は物語の核やキャラクターの心情を大切にしながら、W主演の二人に「今何考えてる?」「ときめく時って、体ってどうなる?」など気持ちから素直に現れる動きや表情に意識して丁寧に演出したという。
そしてクランクアップを迎え、白岩は「精一杯頑張ってこの作品を撮りました。本当にたくさんの方々が協力して一緒にみんなで作ったと思っているので、劇場でぜひ観ていただきたい、『夜きみ』を愛してほしいなと思います」、そして久間田は「現役で学生生活を送られている方も、卒業した方も、どの世代にもキュンとする要素がたくさんちりばめられていると思います。セリフがないやりとりの空間とかがすごく心地良いなという瞬間が何度もあったので、そういうものがみなさんにもスクリーンを通して伝わると嬉しいです。ぜひ楽しみにしていてください!」とメッセージを寄せた。