2023.08.21 19:15
DJ Diesel a.k.a. Shaquille O’Neal @ Lollapalooza 2019
2023.08.21 19:15
2.16メートルの身長を活かし、歴代最高のセンターの一人として1990年と2000年代にNBAで大活躍した元プロバスケットボール選手、シャキール・オニール。現在はスポーツコメンテーター以外にも、DJディーゼルという名前でダブステップDJとしても活動しており、多くの大規模音楽フェスに出演している。
今では人気DJとして何万人もの観客の前でDJをするシャキール・オニールは、Variety誌のインタビューでDJ活動を始めたきっかけについて語っている。
「私は13歳からバスケをやっている。100人の観客だったとしても、10万人だったとしても、ショーを提供するのであれば感覚は変わらない。高校時代には、300人の観客の前でバスケをプレイしていた。NBAではチャンピオンシップやパレードもあるが、全てが終わったらまたその感覚を欲するんだ。
トゥモローランドに遊びに行ったとき、ティエストが10万人の前でDJするのを見た。そのときに、欲していたあの感覚を取り戻したんだ。DJ自体は1988年からやっていたから、しっかり向き合ってみようと思ったんだ。“セレブDJ”の箱に入れられていたから、自分を証明しないといけなかった」
シャキール・オニールは大勢の人の前でショーを提供する感覚を忘れられなかったと答えた。また、彼は人気音楽フェス「ロラパルーザ」で10万人の前でDJをした感想として、アスリートとDJの共通点を感じたようだ。
「ロラパルーザはまるでNBAのチャンピオンシップとパレードが一つになったみたいだった感覚だった。プレイオフのような感じがしたよ。観客は踊って楽しむ準備が出来ている。アスリートとしても、DJとしても、観客が払ったチケット料金以上のものを提供するのが私たちの仕事だ」