ヒロインの古川琴音とともに劇中でピアノ演奏に挑戦
SixTONES京本大我が映画単独初主演、河合勇人監督最新作『言えない秘密』製作決定
2023.07.07 06:00
©️2024「言えない秘密」製作委員会
2023.07.07 06:00
京本大我(SixTONES)が映画単独初主演し、ヒロインに古川琴音を迎えた映画『言えない秘密』の製作が決定した。ギャガ配給で、劇場公開は2024年夏を予定している。
台湾の国⺠的スターでアジアでも絶大な人気を誇るジェイ・チョウが初監督にして主演を務め、台湾アカデミー賞で作品賞含む3部門受賞、アジア圏内で爆発的ヒットを記録した同名映画を原案とした本作。『映画 鈴木先生』や『俺物語!!』、『チア☆ダン〜女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話〜』など数々の話題作を手掛ける河合勇人が監督を務める。
ピアノ留学から帰国し、伝統ある音楽大学に編入してきた湊人(京本大我)は、取り壊しが近い旧講義棟の演奏室で神秘的なピアノを奏でる雪乃(古川琴音)と出会う。今までに耳にしたことのない美しい旋律に強く惹かれた湊人は雪乃に曲名を尋ねるが、「それは秘密」と耳元で優しく囁くだけだった。雪乃に会うたびに心惹かれていく湊人は、トラウマだったピアノへ次第に向き合う事ができるようになっていく。しかしある日突然、彼女は目の前から姿を消してしまう。
主演を務める京本は、今年の4月に東京ドーム単独公演も成し遂げた大人気グループ「SixTONES」のメンバーで、ミュージカル「エリザベート」に3度出演。連続ドラマ初単独主演作『束の間の一花』や『ハマる男に蹴りたい女』にも出演し、先日終了した福山雅治×大泉洋主演ドラマ『ラストマン ー全盲の捜査官ー』ではゲスト出演ながら放送時にSNSのトレンドに入るほど記憶に残る演技を披露した。本作は初単独主演映画にしてSixTONESメンバーの中でデビュー後初の単独主演映画となり、劇中でピアノの演奏にも挑戦している。
共演する古川は、映画『スクロール』『今夜、世界からこの恋が消えても』『メタモルフォーゼの縁側』や、ドラマ『ペンディングトレインー8時23分、明日君と』『どうする家康』『犬神家の一族』、ミュージカル『INTO THE WOODS ーイントゥ・ザ・ウッズー』などに出演し確かな演技力を発揮し、幅広い分野で活躍し続けているが、恋愛映画のヒロイン役は本作が初。幼少の頃からピアノを嗜む古川も、本作で自ら演奏シーンに挑戦した。
製作発表に際し、メインキャスト2名と監督からコメントも到着した。
京本大我(主演・湊人役)
本作のオファーを頂いた時、映画単独初主演ということもあって、非常に光栄で嬉しい気持ちと、不安が入り乱れるような、そんな気持ちでした。お話をもらってから、オリジナルの台湾映画も拝見しましたが、とても好きな世界観で、「自分もこの世界に飛び込んでみたい!」と強く思い、素直に嬉しかったです。今回ピアノ演奏に挑戦をしていて、仕事の隙を見ては必死にピアノ練習をする毎日を送っています。古川さんとはピアノの連弾練習で初めてお会いして、クールで少しミステリアスな印象を抱いていたのですが、気さくに話しかけて下さり、すでに「きょも」「こっちゃん」とあだ名で呼び合うようになり、自然体でいられる空間を作って下さいます。河合監督はお芝居に関してのプランが明確で、心をゆだねて安心してお芝居ができると思います。皆さんに映画を観ていただくのが楽しみです!
古川琴音(雪乃役)
初めて台本を読んだ時に、まるで台本からピアノの音が聞こえてきそうなくらい、とてもロマンチックで綺麗な物語だと思いました。ラブストーリーのヒロイン役で参加するのは今回が初めてなのですが、このような気持ちになれる作品のヒロインを務めさせて頂けることになって本当に光栄です。京本さんとは今回が初めましてで、“クールな王子様”というイメージだったのですが、お会いしてみると、とても気さくで落ち着いた雰囲気の方だったので、連弾練習などもリラックスして挑むことができました。河合監督とも初めてですが、登場人物の気持ちを直接言葉ではなく想像させて下さる方で、意識を共有しあえているような安心感があります。この映画を観て、人と人が繋がる過程にある温かさや美しさを、改めて感じてもらえるように頑張ります。
河合勇人(監督)
台湾版オリジナル映画『言えない秘密』は公開当時観ていて、ヒロインのグイ・ルンメイに一目惚れしてしまったことを覚えています。僕にとっては何年かに一度見返したくなる大切な映画の1本です。時代が目まぐるしく変わる現代にあってなお、あのどこか懐かしい二人の初々しい恋愛劇は、美しい台湾の風景と相待って、僕のこころの片隅にいつまでも残っています。今回、そんな思い出深い作品のリメークを京本大我さん、古川琴音さんとご一緒できるのはとても光栄ですし、身が引き締まる思いです。スタッフ一同、オリジナルに恥じぬ様、精一杯頑張ります。