山下敦弘監督との初タッグ作『天然コケッコー』の写真も使用
映画『1秒先の彼』岡田将生&清原果耶の生い立ちや人物像が明かされる本編映像解禁
2023.06.09 17:00
©2023『1秒先の彼』製作委員会
2023.06.09 17:00
7月7日(金)より全国公開される岡田将生と清原果耶のW主演映画『1秒先の彼』から、本編映像と新たな場面写真が公開された。
監督・山下敦弘と脚本・宮藤官九郎が初タッグを組んだ本作は、京都を舞台に何をするにも人より1秒早いハジメ(岡田将生)と1秒遅いレイカ(清原果耶)の“消えた1日”を巡る物語。郵便局の窓口で働くハジメは、何をするにもとにかく1秒早い。路上ミュージシャン・桜子のまっすぐな歌声に惹かれて恋に落ちたハジメは花火大会デートの約束を取り付けるも、目覚めるとなぜか翌日になっていた。その消えてしまった花火大会デートの秘密を握るのは、毎日郵便局にやってくるカメラ好きの大学生・レイカだった。
脇を固めるのは、荒川良々、羽野晶紀、加藤雅也、福室莉音、片山友希、しみけん、松本妃代、伊勢志摩、柊木陽太、加藤柚凪、朝井大智、山内圭哉ら個性豊かな俳優陣。また、先日惜しくも他界した笑福亭笑瓶が、ハジメが聴いているラジオ番組のDJとと写真店店主の一人二役として出演している。
今回公開された本編映像では、ハジメとレイカのこれまでの生い立ちが明らかになる。京都に生まれたハジメはいつも人より1テンポ早く、徒競走ではフライングスタート。テストでも誰よりも早く名前を書き問題を解き始めるが、成績はあまり良くない。記念写真を撮ると必ず目を瞑り、毎朝目覚まし時計が鳴るよりも前に目を覚ます。
一方で、人より1秒遅いレイカは天橋立のある街・京都の宮津の生まれ。徒競走では遅れてスタートし、テストでもゆっくり名前を書き始めるが成績はあまり良くない。そんなレイカの趣味はカメラで、父親から譲り受けた古いカメラを大事に使っているが、動いているものを撮るのはどうも苦手。留年し続けて現在大学の7回生のレイカはカメラ屋、スーパーのアルバイトを掛け持ちし学費を稼ぐ苦学生で、スーパーで売れ残った総菜を持ち帰り食費を浮かせている。そんな正反対な2人の人物像が分かる映像となっている。
併せて新場面写真3枚も公開。記念写真で必ず目を瞑ってしまうハジメの中学生時代の写真では、岡田将生と山下敦弘監督が初めてタッグを組んだ『天然コケッコー』の劇中写真をあえて半目にアレンジして使用している。また、先日カンヌ国際映画祭脚本賞を獲得した『怪物』でメインキャラクターのひとりとして注目を集める柊木陽太が本作ではハジメの幼少期を演じ、岡田と瓜二つな記念写真の写り方を披露。さらに、普段は大人びた役を演じることが多い清原果耶のツインテールが愛らしい貴重な制服姿も解禁されている。