ルイス・コールとジェネヴィーヴ・アルターディによるデュオKNOWERが新アルバムを発表

2023.05.26 20:30

LAを拠点とするルイス・コールと、同じく〈Brainfeeder〉からリリースするシンガー、ジェネヴィーヴ・アルターディによるデュオ、KNOWERが新アルバム『KNOWER FOREVER』をリリースすることを発表した。

6月2日にリリースされる新アルバムは、ルイス・コールによると4〜6ヵ月間はストリーミングプラットフォームに配信されることはないようだ。彼らはInstagramにて以下のように発表している。

「僕たちは6月2日に新アルバムをリリースする。でもSpotifyのようなストリーミングサービスではリリースしない。4〜6ヵ月ぐらいは僕たちのBandcampのみで販売される。なぜかと言うと、その4〜6ヵ月間で少しお金を稼ぎたいからだ。知ってる通り、ストリーミングサービスはあまりお金を払ってくれないからこの方法をトライしてみる。いつか全てのプラットフォームで配信されるけど、もしアルバムに9ドルも払いたくないのであれば、それはしょうがない。レコードとかデジタルとかでも購入できる。もしアルバムを買ってYouTubeにアップしたとしたら、お前はクソ野郎だし、ぶっ飛ばす（冗談だ）」

アルバムをリリースしてからしばらくはBandcampのみでの発売になると明かしたルイス・コール。アルバムにはモノネオン、サム・ウィルクス、レイ・ティスルスウェイト、サム・ゲンデルなどの凄腕ミュージシャンたちが参加しており、「I’m The President」「The Abyss」が先行配信されている。

The Abyss – KNOWER

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作品情報

ノウアー『KNOWER FOREVER』

『KNOWER FOREVER』ジャケット

ノウアー『KNOWER FOREVER』

2023年6月2日(金)リリース

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収録内容

1. Knower Forever
2. I'm The President
3. The Abyss
4. Real Nice Moment
5. It's All Nothing Until It's Everything
6. Nightmare
7. Same Smile, Different Face
8. Do Hot Girls Like Chords
9. Ride That Dolphin
10. It Will Get Real
11. Crash The Car
12. Bonus Track

ノウアー

アーティスト情報

ドラマー / プロデューサーとして活躍するルイス・コール（Louis Cole）とボーカリストのジェネヴィーヴ・アルターディ（Genevieve Artadi）の2人からなるLA発超絶ポップ・ユニット。
ファンク / エレクトロ / ジャズ / ポップスがミックスされたサウンドは、米国版Capsule（カプセル）との呼び声も。
メンバーのルイス・コールは、ソロ・アーティストとしてこれまでに多数の作品を残しており、2017年にはサンダーキャットの大ヒット・アルバム「ドランク」収録の「バス・イン・ザ・ストリート」と「ジャミールズ」の二曲のプロデュースを担当する等、現代のLAビート・ミュージック・シーンにおける最重要アーティストの1人。

KNOWERとしては、2016年にグラミー賞受賞アーティスト、スナーキー・パピーの『ファミリー・ディナー Vol.2』に参加。
更に2017年には、レゴ映画『Ninjago』に楽曲提供を行うだけでなく、レッド・ホット・チリ・ペッパーズのヨーロッパ公演のオープニング・アクトに大抜擢されている。
ライブでのバンド演奏時には、”サン・ライ”ことライ・ティスルスウェイト(key)、サム・ウィルクス(b)、サム・ゲンデル(sax)といった精鋭メンバーが参加し、圧倒的なパフォーマンスを披露する。

（引用）https://www.universal-music.co.jp/knower/biography/

ルイス・コール

アーティスト情報

ルイス・コールは10年前から自分が演奏している映像をYouTubeで公開し、作品だけでなくその型破りなスタイルも賛美する献身的なファンベースを築いてきた。ドラム、ベース、キーボードなど…まるで修行僧のように己の芸術に取り組み、完成させている。サンダーキャットはそんな彼を「ロサンゼルスの偉大なミュージシャンの一人」と評し、今年前半に日本で行われた彼のツアーにドラマーとして招待した。二人はよく一緒に曲作りを行なっており、そこから誕生した曲の中には、サンダーキャットのグラミー賞受賞アルバム『It Is What It Is』に収録された「I Love Louis Cole」や、同じくサンダーキャットの2017年のアルバム『Drunk』に収録された「Bus in the Streets」「Jameel’s Space Ride」、またルイスの2018年のアルバム『Time』の「Tunnels in the Air」などがある。フライング・ロータスもルイスを称賛し、2019年のアルバム『Flamagra』の制作中、彼のことを「すごく触発される」と言及している。