2021年頃から検索数が急激に増加
“ニュー・メタル”が過去20年で最多検索数を記録 リンキン・パークなどのリイシューで再注目
2023.04.26 20:00
リンキン・パーク Photo by James Minchin III
2023.04.26 20:00
1990年代から2000年代前半にかけて広まった音楽ジャンル、ニュー・メタル。Korn、リンプ・ビズキット、リンキン・パーク、スリップノット、パパ・ローチなどのバンドによって世界的に人気を誇ったジャンルだが、Googleトレンドによるとリバイバルが期待されている。
Twitterでニュー・メタル関連の情報を発信するアカウント「Crazy Ass Moments in Nu Metal History」によると、現在ニュー・メタルは過去20年で最も興味を持たれているようだ。そのアカウントはGoogleトレンドにおける「Nu Metal」という単語の検索数の推移を投稿しており、Googleトレンドが2004年に開始して以来、今が最も検索されていることを明かしている。
グラフによると、2010年代は低迷していたニュー・メタルの検索数だが、2021年頃から急激に増加しており、今では2004年の検索数を超えている。近年Korn、リンプ・ビズキット、スリップノットなどのバンドも新作をリリースしており、さらにはリンキン・パークが『Meteora』の20周年記念盤をリリースしたことも影響していると考えることができる。特にリンキン・パークは故チェスター・ベニントンがボーカルを務めた未公開曲を複数公開しており、「Lost」はビルボードロック&オルタナティブ・エアプレイチャートで1位を獲得していた。
2022年には「Woodstock 1999」のカオスを描いたドキュメンタリーがネットフリックスで公開され、当時出演したKorn、リンプ・ビズキット、ゴッドスマック、キッド・ロックなどのニュー・メタルアーティストがフィーチャーされていた。