Photo by Tim Saccenti
2023.04.05 18:15
4月14日に新アルバム『72 Seasons』をリリースするメタリカ。世界で1億2,000枚以上のセールスを記録し、ビジネス的にも最も成功したメタルバンドとして人気を誇る彼らだが、ドラマーのラーズ・ウルリッヒは自分たちの曲に対するコメントを読んでいると明かした。
メタリカのなかでも、ドラムプレイなどで特にコメント欄に名が挙がることが多いラーズ・ウルリッヒ。MetalHammer誌のインタビューに登場した彼は、音楽に対するコメントを読みたくなるのは自然なことだと語った。
「コメント欄を見る決断をしたのなら、みんなが言ってることを真に受けすぎないようにするのが重要だ。自分という存在を会話から意識的に外して読まないといけない。コメントを全く見ないって言ってるバンドがいたとしたら、本当はどうなのかを問いたいね。もちろん朝4時まで全てのコメントを網羅するわけじゃないけど、6年ぐらい音楽をリリースしていない状態で“Lux Æterna”のような曲をサプライズリリースしたら、みんながどう思うか知りたくなるよ」
ラーズ・ウルリッヒは以前もファンからの評価について語っており、アルバム『Lulu』が不評だったのは「ファンが無知なことが原因」と発言していた。『Lulu』は多くのメディアの「メタリカのアルバムランキング」のリストでも下位にランクインしている。