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彼がストラトキャスターにこだわる理由とは?

現代ファンクギタリストの代表格コリー・ウォンがジェフ・ベックから受けた影響を語る

2023.04.05 16:45

Cory Wong

2023.04.05 16:45

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モダンファンクバンドの代表格となったVULFPECKの一員として知られ、「FUJI ROCK 2023」にも出演が決定しているギタリスト、Cory Wong(コリー・ウォン)。Fearless Flyersやソロ作品でのタイトでファンキーなプレイスタイルで知られている彼が、フェンダーのストラトキャスターを使用する理由を明かした。

Total Guitar誌の最新インタビューに登場したコリー・ウォンは、ジェフ・ベックの影響について以下のように語った。

「僕は絶対にストラトキャスターを使うんだ。色んな理由があるけど、そのうちのひとつがジェフ・ベックの影響だ。子どもの頃、質屋で買った安くてボロボロのギターを使っていたんだけど、そこからもっと真剣にギターを始める上で、父親に“ストラトキャスターを買ってあげよう!”って言われたんだ。彼は僕に買うギターを既に決めていたんだ。

“よく聞け!お前はレッド・ホット・チリ・ペッパーズやスティーヴィー・レイ・ヴォーンが好きだ。ジェフ・ベック、ジミ・ヘンドリックス、スティーヴィー・レイ・ヴォーン、エリック・ジョンソンを見てみろ!”って言われて、ストラトキャスターが秘めている多くの可能性を伝えてくれた。そのロジックを教えてくれて、ストラトキャスターをマスターするために何年も勉強してよかったと思っている」

ギターを始めた頃からストラトキャスターを使用していると述べたコリー・ウォン。また、彼はジェフ・ベックの素晴らしさについて以下のように語っている。

「多くのギターのインスト曲は難解に感じるだろうけど、ジェフ・ベックは深い感情をギターに込めることによって、一般的にもインストギター音楽のアンバサダーになった最初の人物だった。とてもスマートなこともやっているが、“頭”よりも“心“が込められていた。僕も今ではストラトキャスターとインストギター音楽を代表する人になったと感じるけど、ジェフ・ベックは多くのアルバムでその道を切り開いてくれたと思う。特に“Cause We’ve Ended As Lovers”はメロディをとても美しく届けている」

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コリー・ウォン

アーティスト情報

マディソン・スクエア・ガーデンをソールドアウトさせ今やファンクバンドの代表格となったVULFPECKのメンバーとして知られ、Fearless Flyersや数多くのコラボレーションを通じて、その独創的でタイトなプレイスタイルで知られているギタリスト。フェンダーからはストラトキャスターのシグネチャーモデルがリリースされ、トム・ミッシュらと共にギターマガジンの新3大ギタリストにも選出されたカッティングマスター。

(引用)https://www.fujirockfestival.com/20/artist/detail/5621

ジェフ・ベック

アーティスト情報

英国のギター・レジェンドにして、エリック・クラプトン、ジミー・ペイジともに、いわゆるイギリス3大ギタリストと評される一人。1944年6月24日イギリスのウエリントンで生まれた彼は、1965年にエリック・クラプトンの後釜としてヤードバーズに参加する。映画『欲望』でのギター破壊シーンは有名だが、バンド脱退後1967年にロッド・スチュアートらと共にジェフ・ベック・グループを結成する。その後B.B.A.(ベック・ボガード&アピス)を経て、1975年からソロとして活動。ギター・インスト・アルバムの名作『Blow By Blow』や『Wired』を発表。その変遷の中で究極のテクニックにより表現の幅を広げていく様は、まさに神業と言えるものだった。ファンとってのみならず、数多くのギタリスト達に影響を与える一方で尊敬も受け、ロック・ギターの革新者としての孤高の存在となった。2023年1月10日急逝(享年78歳)。

(引用)https://www.sonymusic.co.jp/artist/JeffBeck/profile/

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