物語の舞台となるシェアハウスをのぞき見
広瀬すず主演映画『水は海に向かって流れる』クセ強めなキャラクター写真公開
2023.04.05 18:00
©2023映画「水は海に向かって流れる」製作委員会 ©田島列島/講談社
2023.04.05 18:00
6月9日(金)より全国公開される広瀬すず主演映画『水は海に向かって流れる』から、キャラクター写真が公開された。
広瀬演じる26歳のOL・榊さんと大西利空演じる高校生の直達を中心に、曲者揃いのシェアハウスの日常を描く本作。監督は『そして、バトンは渡された』などを手掛けた前田哲が務める。そしてスピッツが本作のために書き下ろした主題歌「ときめきpart1」が登場人物たちの心情に寄り添い、物語を一層彩る。
今回公開された写真はシェアハウス住人それぞれのカット。おちゃめな帽子姿が印象的な直達の叔父・茂道(高良健吾)は脱サラして漫画家になり、シェアハウスの住人たちからは“ニゲミチ先生”と呼ばれている。日々原稿の締切に追われているが、たまに手料理を振る舞ったりとシェアハウスのメンバーをあたかかく見守っている。
シェアハウスのムードメーカーとも言えるのは女装の占い師・泉谷颯(戸塚純貴)。その装いからは一見想像できないが、捨て猫(のちのミスタームーンライト)を守る為に武術を披露して戦うなど男気のある一面を持つ。住人ではないが直達の同級生で、クラスでも一目置かれる存在の泉谷の妹・楓(當真あみ)は、ミスタームーンライトをきっかけにシェアハウスにも頻繁に遊びに来ることになるが、実は直達に想いを寄せており榊さんに対抗心を燃やす。颯は妹に恋を占ってほしいと言われた際「他人に聞かないとわからない恋ならあきらめろ」と核心をつくような真面目な発言をするなど普段の陽気な姿とは一転、魅力的なギャップがある。
そして猫を抱き、穏やかな表情の大学教授・成瀬(生瀬勝久)はシェアハウス最年長の住人。海外を放浪することが多く、家の中にある成瀬が買ってきた世界中の楽器やお面、置き物はシェアハウスに賑やかな彩りを添えている。
そんな愉快なメンバーに、榊さんと直達、ミスタームーンライトを加えた面々が勢ぞろいし庭で楽しそうにBBQをしている一枚からは、本作で描かれるシェアハウスでの“恋”や“新生活”も想像できる。