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“ギャップ萌え必至“な料理シーンなど全12点

広瀬すず主演映画『水は海に向かって流れる』個性豊かなキャラクターを写した場面写真が一挙解禁

2023.03.28 18:00

©2023映画「水は海に向かって流れる」製作委員会 ©田島列島/講談社

2023.03.28 18:00

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6月9日(金)より全国公開される広瀬すず主演映画『水は海に向かって流れる』から、シェアハウスでの暮らしを捉えた場面写真12点が公開された。

広瀬演じる26歳のOL・榊さんと高校生の直達を中心に、曲者揃いのシェアハウスの日常を描く本作。監督を『そして、バトンは渡された』『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』などを手掛けた前田哲が務める。主人公の榊千紗役の広瀬は、クールで感情を表に出さない大人の女性を繊細に演じ、新たなステージに挑む。

本作で榊さんに淡い想いを寄せる直達役を務めるのは若手俳優・大西利空。シェアハウスで暮らすメンバーの中心人物で、直達の叔父・茂道(通称:ニゲミチ)役を高良健吾、シェアハウスのムード―メーカーとも言える女装の占い師・泉谷を戸塚純貴が演じる。また、泉谷の妹で直達に想いを寄せる同級生・楓役を當真あみが演じ、勝村政信、北村有起哉、坂井真紀、生瀬勝久らが会話劇を盛り上げる。

新たに解禁された場面写真では、榊さんと直達の姿を中心にシェアハウスに住む曲者揃いのメンバーの様子を垣間見ることができる。いつも不機嫌そうにしている榊さんだが、はじめてシェアハウスを訪れた直達に“ポトラッチ丼”(ポトラッチ:先住民の言葉で「贈り物」の意)を振る舞うため上等なお肉を丸ごと鍋に入れ料理する様子や、大量のポテトサラダ、ゆで卵といったボリューム満点な料理を目の前に食べ始める豪快な一面も写し出されている。

©2023映画「水は海に向かって流れる」製作委員会 ©田島列島/講談社

さらに、シェアハウスに暮らす茂道、泉谷、海外を放浪する大学教授・成瀬(生瀬勝久)といった個性豊かな面々と、拾った猫のミスタームーンライト(愛称:ムー)をきっかけにシェアハウスを訪れるようになった楓の姿も見ることができ、シェアハウスの庭先でBBQをする一枚からは共同生活の賑やかな雰囲気が感じ取れる。

また、そのほかの場面写真では直達と楓の初々しい登校姿や、榊さんが直達の前で笑みをこぼすようなシーンも捉えられている。榊さんに淡い想いを抱き始める直達のまっすぐな想いは、果たして彼女の止まっていた時間を動かすことができるのか。

©2023映画「水は海に向かって流れる」製作委員会 ©田島列島/講談社

広瀬自身「ここまでクールで、感情がつかみにくい役も初めて」と語るように場面写真でもほとんど笑顔を見ることができないが、前田監督は広瀬のキャスティングについて「榊は、悲しくても悲しいと言わない、辛くても辛いと言わない、感情を封印してしまったようにして淡々と生きている。それが自然に見える人に演じてほしかった。広瀬さんは、湿っぽさを感じさせない、潔さ、清々しさ、そういったものを、水がすうーっと染みわたるように伝えてくれると思いました」と、晴天のようにカラッとした人間性がこの作品に必要だったと語る。TBSドラマ『夕暮れに、手をつなぐ』や、まもなく公開になる『映画 ネメシス 黄金螺旋の謎』をはじめとして、これまでの広瀬すずといえばまっすぐで表情豊かに感情を発露するキャラクターのイメージが強いが、本作ではひと味違う姿を見ることができる。

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作品情報

水は海に向かって流れる

©2023 映画「水は海に向かって流れる」製作委員会 ©田島列島/講談社

©2023 映画「水は海に向かって流れる」製作委員会 ©田島列島/講談社

水は海に向かって流れる

2023年6月9日(金)TOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー
原作:田島列島「水は海に向かって流れる」(講談社「少年マガジン KCDX」刊)
製作幹事・配給:ハピネットファントム・スタジオ
製作プロダクション:スタジオブルー
製作:映画「水は海に向かって流れる」製作委員会

公式サイトはこちら

キャスト&スタッフ

出演:広瀬すず
大西利空 高良健吾 戸塚純貴 當真あみ/勝村政信
北村有起哉 坂井真紀 生瀬勝久

監督:前田哲
原作:田島列島「水は海に向かって流れる」(講談社「少年マガジン KCDX」刊)
脚本:大島里美 音楽:羽毛田丈史

主題歌:スピッツ「ときめき part1」(Polydor Records)

1998年、静岡県生まれ。「幽かな彼女」(13/KTV)で女優としての活動を開始し、『海街diary』(15)で第39回日本アカデミー賞新人俳優賞ほか数多くの新人賞を総なめにする。翌年『ちはやふる』(16)で映画単独初主演。第40回日本アカデミー賞では、『ちはやふる-上の句-』で優秀主演女優賞、『怒り』(16)で優秀助演女優賞をダブル受賞。19年には、NHK連続テレビ小説「なつぞら」でヒロインを務める。近作には第14回TAMA映画賞最優秀女優賞、日本アカデミー賞優秀主演女優賞を受賞した『流浪の月』(22)、第78回毎日映画コンクール女優助演賞を受賞した『キリエのうた』(23)等があり、2025年公開作品として、杉咲花、清原果耶とトリプル主演する『片思い世界』、妻夫木聡主演の大友啓史監督作『宝島』、実在した女優の長谷川泰子を演じる『ゆきてかへらぬ』などが待機している。

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