2023.03.23 19:45
Photo by Gibson
2023.03.23 19:45
スラッシュ・メタルのビッグ・4でもあり、世界的に人気を誇るメタルバンド、メガデス。先月開催された日本武道館公演では、元リードギタリストのマーティ・フリードマンと23年ぶりの共演を果たし、大きな話題になった。そんなメガデスのフロントマンのデイヴ・ムステインがメガデスでの自分の役割について語った。
Guitar Worldの最新インタビューに登場したデイヴ・ムステインは、リズムギタリストとしてのスキルについて以下のようにコメントしている。
「自分は実用的なプレイヤーだと思っている。どのようにしてソロを担当するギタリストを決めているか?とよく訊かれるけど、答えはシンプルだ。もしリズムパートが簡単だったら、私がソロをやって、もう一人のギタリストがリズムパートを担当する。もしリズムパートが難しければ私が弾いて、もう一人がソロをやる。私は複雑なリズムを弾きながら歌うことができる、とてもレベルが高いリズムギタリストだ。
多くの人は、右脳と左脳がコミュニケーションを取れていないからそれができない。そして私のリードのスタイルは、パンクロックとブルースをステロイドで増強したようなものだ。私はミクソリディアンスケールや、フリジアンスケールを知っているとは言わないし、ペンタトニックスケール内で弾く。独学だから、そもそもミクソリディアンとフリジアンという言葉を覚えていたことに驚きだよ(笑)」
メガデスではリズムパートが複雑な場合、もう一人のギタリストがソロを担当すると語ったデイヴ・ムステイン。また、インタビュー内では現在デザイン中であるデイヴ・ムステインモデルの“スラッシュ・メタル用”のギブソン・レスポールについても明かしており、「24フレットとSeymour Duncanのピックアップになる」とコメントしている。