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タイトなサウンドになる興味深い使用方法とは?

エクストリームのヌーノ・ベッテンコートが音作りに欠かせないペダルを明かす

2023.03.22 15:30

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2023.03.22 15:30

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全世界でのトータルセールスが1,000万枚を超えているバンド、エクストリーム。ギタリストのヌーノ・ベッテンコートがリアーナのスーパーボウルハーフタイムショーに参加し、15年ぶりとなるアルバム『Six』を発表したことも話題になっている彼らだが、ヌーノ・ベッテンコートが音作りに欠かせないペダルを明かした。

Guitar World誌の最新号に登場したヌーノ・ベッテンコートは、以下のようにコメントしている。

「大体そのままアンプに繋げるのが好きなんだけど、このPro CoによるRatだけは何年も使用している。ディストーションのはずなんだけど、ディストーションのつまみをオフにするんだ。低音域がタイトになるし、特に“Suzi (Wants Her All Day What? )”のような単音系のリフだと効果を発揮する。エクストリームには私一人しかギタリストがいないから、大きなサウンドでちゃんと抜ける音がほしい。ほしいサウンドをゲットする方法がRatのペダルだけなんだ。昔から使ってるし、今後もずっと使うつもりだ。

前にRatペダルなしで演奏したことあるけど、最悪だったよ!ディストーションをオフにしているから、他のギタリストからは何も変化してないと思われるし、みんなバッテリーが切れてると勘違いする。本当に低音域のタイトさ以外何も変化しないんだよ」

Pro Coによる有名エフェクトペダルRatを愛用していると明かしたヌーノ・ベッテンコート。しかし彼は通常のディストーションとして使用しているわけではなく、ディストーションのつまみをオフにし、タイトな低音域を出すために使用しているようだ。

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エクストリーム

アーティスト情報

85年マサチューセッツにて、ヌーノ、ゲイリー、パット、そしてポール・ギアリ (ds)によって結成される。ヌーノとゲイリーによって書き溜められた55もの楽曲をもって、88年にA&M Recordsと契約。翌89年には、記念すべきデビュー・アルバム「EXTREME」を発表する。

そして90年、ロック史上に残る傑作と呼ばれる「EXTREME Ⅱ: PORNOGRAFFITTI」を、DOKKENなども手掛けた名手マイケル・ワグナーによるプロデュースで制作、発表。“Decadence Dance”や“Get The Funk Out”といった名曲を収録し、“Get The Funk Out”は英国チャートでも19位にランクインするなど、世界規模での人気を手に入れるに至る。そして何と言ってもEXTREMEの代名詞とも言えるバラードを代表する名曲“More Than Words”は91年にシングル・カットされ、じわりじわりと全米を席捲し続け、ビルボード・シングル・チャート1位を記録している。

世界一のロック・バンドとなった彼らは、92年に3部構成の3rdアルバム「Ⅲ SIDES TO EVERY STORY」を発表。94年には英国ドニントンのロック・フェスティヴァル『MONSTERS OF ROCK』に出演。が、そのときはすでにポールはマネジメント業に集中するため脱退しており、元ANNIHILATORのマイク・マンジーニがドラムを叩いた。

95年に、4thアルバム「WAITING FOR THE PUNCHLINE」をリリースするも、96年にゲイリーがVAN HALENに引き抜かれ脱退。(ゲイリーは98年の「VAN HALEN Ⅲ」に参加) バンドは事実上の解散状態に陥る。

ヌーノはソロ・アルバム発表やPOPULATION 1名義のツアーを行うなど、DRAMAGODS名義でのアルバム「LOVE」をリリースするなどの活動を続ける。そして03年にハードロック・カフェ主催の『GUITAR WARS』参加のため来日したヌーノは、急遽シンガーが必要となったため呼び寄せたゲイリーとともに"Get The Funk Out"や"More Than Words"といったEXTREMEの名曲を披露。その後04年、EXTREMEはツアーのみの再結成を果たし、05年には日本を含む数ヶ所でもツアーを敢行し、ファンを熱狂させたことも記憶に新しい。

そして08年、ヌーノ、ゲイリー、パットのオリジナル・メンバー3人に、DRAMAGODSでもヌーノとプレイしたケヴィン・フィグェリド(ds)を迎えたラインナップで、7/11の『ROCKLAHOMA』参戦を皮切りに、7/29のニューヨーク公演から本格的なアメリカン・ツアーを開始。8月には奇跡の復活作にして、通算5枚目のスタジオ・アルバム「SAUDADES DE ROCK」をリリース。その勢いそのままに、同年12月には大規模なジャパン・ツアーを敢行。東京(C.C. Lemon Hallで4公演!)、大阪、名古屋、広島をまわり、大成功を収めている。

デビュー20周年を迎えた2009年には、7月のテキサス公演を皮切りに、RATTとともにひと月の全米ツアーに出発。8月8日の地元ボストンは『House of Blues』での最終公演はEXTREME単独で行われ、会場には大勢のファンが詰め掛けた。その夜のパフォーマンスは8台のビデオカメラによって抑えられ、「TAKE US ALIVE」というタイトルが付いたライヴDVD&ライヴ・アルバムが、2010年5月に発売となる。

なおヌーノは、人気ポップス/R&Bシンガー、リアーナの2010年ワールド・ツアーのリード・ギタリストとしても活躍している。

(引用)https://www.jvcmusic.co.jp/-/Profile/A021853.html

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