黄色い歓声が飛び交いボルテージは最高潮に
『デヴィッド・ボウイ ムーンエイジ・デイドリーム』より「レッツ・ダンス」がかかる本編映像公開
2023.03.07 17:00
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2023.03.07 17:00
3月24日(金)よりIMAX/2Dで全国公開されるドキュメンタリー映画『デヴィッド・ボウイ ムーンエイジ・デイドリーム』から本編映像が公開された。
現代において最も影響力のあるアーティストにして“伝説のロック・スター”デヴィッド・ボウイの人生と才能に焦点を当てる本作。30年にわたり人知れずボウイが保管していたアーカイブから選りすぐった未公開映像、さらに「スターマン」「チェンジズ」「スペイス・オディティ」「月世界の白昼夢」など40曲にわたるボウイの名曲で構成。全編にわたりボウイのナレーションで導かれ、デヴィッド・ボウイ財団が唯一公式に認定したドキュメンタリー映画となった。
監督を務めるのは映画プロデューサーで、ロバート・エヴァンスのドキュメンタリー映画『くたばれ!ハリウッド』や、伝説のロックバンド、ニルヴァーナのカート・コバーンのドキュメンタリー映画『COBAIN モンタージュ・オブ・ヘック』を手掛けた名手ブレット・モーゲン。デヴィッド・ボウイ財団が保有する膨大な映像にアクセスすることを許されたモーゲン監督は全ての映像に目を通すために2年もの歳月を費やし、貴重映像を厳選した。音楽プロデュースを務めるのはトニー・ヴィスコンティ。そして音響には社会現象級の大ヒットとなったクイーンの伝記映画『ボヘミアン・ラプソディ』でアカデミー賞を受賞した音響技術者ポール・マッセイが参加した。
今回公開された本編映像では、デヴィッド・ボウイが熱狂的に支持されている様子が垣間見える。1947年1月8日、イギリス・ロンドン生まれのデヴィッド・ボウイ。音楽シーンの伝説となっている彼は、派手なメイクや中性的なファッションでグラム・ロックのイメージを決定づけた。名曲「モダン・ラブ」にのせて紡がれるのは、開演1日半前から会場に押し寄せ、カメラに向かって興奮気味にボウイへの想いを叫ぶ熱狂的なファンの姿。デヴィッド・ボウイの絶大な影響力と人気ぶりが分かる当時の貴重な映像となっている。
“ボウイだーい好き!”“ボウイをよこせ!”と黄色い歓声が響き、スターの登場を今か今かと待ちわびていると、映像は「レッツ・ダンス」に曲が切り替わり、ついにその姿が登場。観客のボルテージも一気に最高潮となる。軽快なダンスを披露するデヴィッド・ボウイの姿に沸きあがる会場。さらに、インタビュアーがボウイをイメージしたコスチュームに身を包む三人組に「ボウイのどこがそんなに好き?」と問うと、それぞれ「スタイル!」「私はメイク」「私は音楽」と三者三様に回答が返ってくる。まさにデヴィッド・ボウイが様々な魅力を内包した唯一無二のアーティストであることを象徴するシーンで映像は締めくくられている。この他にも本作には、数々なライヴ・シーンや秘蔵映像がふんだんに盛り込まれている。