2023.01.27 17:00
©2022映画『そして僕は途方に暮れる』製作委員会
2023.01.27 17:00
劇場公開中の映画『そして僕は途方に暮れる』からクランクアップ・インタビュー映像が公開された。
本作は2018年にシアターコクーンで上演され、各所から絶賛を浴びたオリジナルの舞台を、脚本・監督の三浦大輔と主演の藤ヶ谷太輔(Kis-My-Ft2)が再タッグを組み映画化。平凡な1人のフリーターが、ほんの些細なことからあらゆる人間関係を断ち切っていく逃避劇が繰り広げられる。
本日解禁されたのは主演・藤ヶ谷をはじめ前田敦子、中尾明慶、豊川悦司、原田美枝子、香里奈、毎熊克哉、野村周平ら共演陣のクランクアップ映像と、貴重なメイキングと共に振り返る過酷な撮影を乗り越えた、クランクアップ直後の藤ヶ谷のインタビュー映像。
冒頭では、撮影最終日を迎えた藤ヶ谷が「終わりましたね」と監督の元へ歩み寄り、抱き合う姿がおさめられている。「映画の撮影というよりサバイバルな、生きるか死ぬかみたいな感覚だった」と過酷な撮影を振り返り、「完成が本当に楽しみ」「走り抜けられたかなって思ってます」とこれまでに見せたことがないくらい力を出しつくした素の表情で熱い気持ちを語っていた。
主人公の恋人・里美を演じた前田敦子は「今回出させてもらって本当に嬉しかったです」と舞台からの続投を喜び、親友・伸二役の中尾、先輩・田村役の毎熊、母・智子役の原田は「完成を楽しみにしている」「編集が楽しみ」と作品への期待を口にしていた。また、後輩・加藤を演じた野村は「短かったけど短いのを感じさせないくらい濃厚な時間だった」と撮影期間を思い返し、姉・香を演じた香里奈は「怪我無く終わるように願っています」、父・浩二役の豊川悦司は「久々に楽しかったです」と語るなど、それぞれが晴々とした表情で作品を振り返った。その様子が本作のエンディング曲である大澤誉志幸の「そして僕は途方に暮れる 2023 movie version」にのせておさめられている。
クランクアップ直後の藤ヶ谷のインタビューでは、「しんどいなと思うことはたくさんあったんですけど……、今までで1番それを感じた」「裕一として濃厚な時間を過ごした」と語る藤ヶ谷。メイキング映像では、走った直後に酸素を吸引する様子や、熱心に演技指導を受ける様子などリアルな撮影現場の雰囲気も。また、舞台版から共演している前田、中尾と三浦監督との4人によるクランクアップ直後のエピソードや、主人公・裕一の両親を演じた豊川、原田が自身にとってどのような存在だったかを撮影風景や現場での映像と共に振り返っている。