「逃げ恥」の野木亜紀子脚本作品へ5度目の出演
松岡茉優主演『連続ドラマW フェンス』に新垣結衣が出演、性暴力被害者を支援する精神科医役に
2023.01.25 08:00
2023.01.25 08:00
3月19日(日)午後10時からWOWOWプライムにて初回放送、およびWOWOWオンデマンドにて配信される脚本家・野木亜紀子の新作オリジナルドラマ『連続ドラマW フェンス』に新垣結衣が特別出演することが発表された。
ドラマ『アンナチュラル』(2018年)、『MIU404』(2020年)、映画『罪の声(塩田武士原作)』(2020年)等、 社会派エンターテインメント作品を数多く生み出した脚本家・野木亜紀子が手掛けた本作。雑誌ライターの小松綺絵(松岡茉優)は、米兵による性的暴行事件の被害を訴えるブラックミックスの女性・大嶺桜(宮本エリアナ)を取材するために沖縄へ向かう。桜の供述には不審な点があり、事件の背景を探る必要があった。米軍基地の門前町・通称コザを訪ね、観光客を装って桜に接近。桜の祖母・大嶺ヨシ(吉田妙子)が沖縄戦体験者で平和運動に参加していることや、父親が米軍人であることを聞く。そして、綺絵が都内のキャバクラで働いていた頃の客だった沖縄県警の伊佐兼史(青木崇高)に会い、米軍犯罪捜査の厳しい現実を知る。やがて、沖縄の複雑な事情が絡み合った“ある真相”にたどり着く。
新垣はこれまでに、野木亜紀子の脚本作品である『空飛ぶ広報室』(2013年)、『掟上今日子の備忘録』(2015年)、『逃げるは恥だが役に立つ』(2016年)、『獣になれない私たち』(2018年)の4作品に出演してきた。5作目で、WOWOW初出演となる今回演じるのは、沖縄の精神科医・城間薫役。精神科医として日々の業務を行いながら、性暴力被害者の支援団体に協力し、登場人物たちに大きな変化を与えるという重要な役どころとなっている。
新垣結衣(城間薫役)コメント
このような題材で作品を作るのはとても難しく勇気のいることだと思いますが、私は台本を読んで、各々の立場が抱える息苦しさや辛い現実だけではなく、個人に対しての希望や愛情を感じました。沖縄の人たちが皆それぞれの思いで、はたまた自分でも気づかないうちに少しずつ分け合って持っているであろう漠然としたしこりのようなもの。目に見えないフェンス。今より多くの人に知ってもらい、皆さんのすぐそばにあるものとして何か感じてもらえたらいいなと思っています。