1stソロアルバム『The Chronic』も含まれる見込み
ドクター・ドレーが自身の音楽カタログと音楽資産を260億円以上で売却すると報じられる
2023.01.13 19:45
Dr. Dre
2023.01.13 19:45
スヌープ・ドッグやエミネムなどのアイコニックなアーティストを発掘し、ヒップホップのサウンドの歴史を何度も変えた名プロデューサーであるドクター・ドレー。35年以上のキャリアを持ったベテランであるが、ソロのカタログの一部と自身の音楽資産を売却すると報じられている。
BillboardやVariety誌の報道によると、ドクター・ドレーは自身の音楽カタログと音楽資産を〈Universal Music Group〉と〈Shamrock Holdings〉に2億ドル(約260億円)〜2.5億ドル(約321億円)の間で売却するようだ。〈Shamrock Holdings〉が買収した音楽資産には、ドクター・ドレーのソロアルバム2枚におけるアーティスト印税、N.W.A.におけるドクター・ドレーのアーティスト印税、彼のプロデューサー印税、彼が出版権を持っていないカタログの作曲者印税が含まれていると報じられており、そのなかには1stソロアルバム『The Chronic』も含まれている可能性もある。
また、〈Universal Music Group〉が『The Chronic』の原盤権と、ケンドリック・ラマー作品におけるドクター・ドレーの取り分も買収したとも報じられている。『The Chronic』の原盤権は今年の8月に〈Death Row Records〉からドクター・ドレーの手に戻るようで、ドクター・ドレーの音楽資産は年間で13億円ほどの収益を生むとも明かされている。ドクター・ドレーは〈Interscope Records〉とともに所有する自身のレーベル〈Aftermath Entertainment〉を今までと同様に所有し続けるようだ。