前田敦子、中尾明慶、豊川悦司、香里奈との座談会が実現
藤ヶ谷太輔らが撮影秘話を語る 『そして僕は途方に暮れる』特別番組の放送&配信が決定
2023.01.04 13:00
©2022映画『そして僕は途方に暮れる』製作委員会
2023.01.04 13:00
2023年1月13日(金)より全国公開される藤ヶ谷太輔主演『そして僕は途方に暮れる』の公開記念特別番組が、北海道エリアのHTBにて本日1月4日(水)25:55から放送されることが決定。また、放送後にハピネットファントム・スタジオのYouTubeチャンネルで1月7日(土)正午から配信されることとなった。
本作は主人公のフリーター・菅原裕一がほんの些細なことから、恋人、親友、先輩や後輩、家族……と、あらゆる人間関係を断ち切っていく、逃避劇。
脚本・監督を務めるのは、『愛の渦』『娼年』など、毎回賛否が渦巻く衝撃作を世に送り出した異才・三浦大輔。Kis-My-Ft2の藤ヶ谷太輔がこれまでのイメージを覆すようなクズ男を演じ、さらに前田敦子、中尾明慶、豊川悦司、原田美枝子、香里奈、毎熊克哉、野村周平ら個性的で魅力溢れるキャスト陣が集結。映画のエンディングでは、1984年に大ヒットを記録した大澤誉志幸の「そして僕は途方に暮れる」が本人による新アレンジで物語の余韻を心に刻む。
本放送ではまず、シアターコクーンで上映された同名舞台から続投となった藤ヶ谷太輔、前田敦子、中尾明慶3人でのトークからスタート。初公開の本編映像やメイキング映像とともに、撮影の舞台裏などをたっぷりと語り合う。「楽しい思い出はいっこもない!」と言い切りながらもトークでは爆笑の連続。次コーナーでは藤ヶ谷と、豊川悦司、香里奈を迎え、貴重な座談会が実現した。三浦組の厳しさ、俳優・藤ヶ谷太輔とは、さらには本作の魅力などを話し、家族役ならではアット―ホームに会話が進む。
脚本を最初に読んだ時の感想を藤ヶ谷は「めちゃめちゃ面白いなと思って。人間、逃げ続けるとどうなるかなんて考えたこともなかったので、三浦監督の世界観って面白いな、俺は好きだなって思いました。」とコメント。また、前田は藤ヶ谷演じる裕一に振り回される彼女役を演じてみて「三浦監督が求めている本当に理想の彼女像が里美ちゃんなんだなと思ったので。すごく優しく喋ってほしいとすごく言われましたね(笑)」と役作りの秘話を明かす。藤ヶ谷と中尾が共演する北海道での雪が降るシーンでは、雪の粒一つにも三浦監督のこだわりがあったようで、4時間かかったと笑い合い「色んな雪が降るだろう!」と中尾がツッコミを入れる場面も。
逃げて、逃げて、逃げまくる裕一の姿を描いた本作の魅力について豊川は「暗い雰囲気一辺倒じゃなく、どこかユーモアがある。どんどん物語に引き込まれていくような印象」と話し、香里奈は「とてもポップで、クスッと笑えるところがたくさんあって、前向きになる様に仕上がっていた」と本作の印象について語る。キャスト陣の全てを捨てて逃げ出したい経験についても大発表されるなど、ここでしか見られないシーンも満載の番組となっている。