2022.12.25 12:00
C2023 映画「犬、回転して、逃げる」製作委員会
2022.12.25 12:00
7ORDERのメンバーとして知られる長妻怜央の初主演映画『犬、回転して、逃げる』が2023年3月17日(金)に公開されることが決定し、ポスタービジュアルが解禁された。
本作は犬映画とも言える異色のサスペンス・コメディ。 カフェ店員の木梨栄木(長妻怜央)は、実は「泥棒」という裏の顔を持つ青年。彼が今回のターゲットに定めたのは、1日でも早く世界が終わることを願う婦人警官の眉村ゆずき(宮澤佐江)。彼女の部屋に忍び込み、現金の入った封筒の中にある「ずっとお前を見ているからな」という手紙にドキっとするも、難なく“仕事”を終える木梨。 しかし、ある日、バイトを終えて自宅に戻った木梨は愛犬の天然くんが見当たらないことに気づく。果たして、木梨は天然くんを奪還することができるのか。
木梨を演じる長妻は人気男性グループ「7ORDER」のメンバーとして活躍しながら『ラストサマーウォ ーズ』(2022年)に出演するなど俳優としての顔を持つ。本作はそんな彼の映画初主演作で、シリアスな演技やコメディタッチの演技など、長妻の多彩な顔が詰め込まれている。一方の眉村を演じる宮澤佐江はAKB48グループ卒業後、女優活動を中心に活躍中。今年はドラマ『ウルトラ マンデッカー』に出演、2023年にはミュージカル『キング・アーサー』が控えているが、本作は約10年ぶりの長編映画出演となり、ミュージカルや舞台とはまた違った魅力を発揮している。
共演は「R-1 ぐらんぷり」2連覇の経歴を持つなだぎ武、ベテラン女優の仁科亜季子、若手歌舞伎役者の中村歌昇、元消防士という異色のキャリアを持つワタリ119、そして天然くんの声としての出演に加えてニュ ースキャスター役としても登場するアナウンサーの登坂淳一など。 関西で絶大な人気を誇る劇団「ヨーロッパ企画」出身の西垣匡基が監督と脚本を務めている。
西垣匡基監督 コメント
物語を思いついたのはまさに「回転している柴犬」を見たときです。 草むらで、リードが絡まり、それでも猛烈に「回転」していました。 そこでふと思いました。「この犬の回転に手を突っ込んだらどうなるんだろう」 ちょっとした怖いものみたさというか、胸が高鳴ったのを覚えています(実際には飼い主がいたので、手は突っ込めませんでした)。それと同時に、ふだんの生活ってこんなことで楽しくなるんだなぁと思いました。 そんな「ちょっとした日常の楽しさ」を味わっていただける映画です。
なんかちょっと生活や世間に疲れたとき、ぽかんとむなしくなったとき、夕方まで寝ちゃって焦るお休みの 日、スマホも見たくなくなっちゃったとき、そんなときに思い出してもらえる映画になったらいいなぁ。そ う思います。
出演者やスタッフのおかげと熱意で、登場人物がとっても、愛らしく愛おしくなりました。
どうかあなたの宝箱の片隅においてもらえる映画になりますように!