7万人の観客と1億人以上のTV視聴者が見守った舞台を再現
映画『ホイットニー・ヒューストン』 スーパーボウルでの伝説の国家独唱シーン公開
2022.12.21 17:00
2022.12.21 17:00
12⽉23⽇(⾦)よりTOHOシネマズ⽇⽐⾕ほかにて全国公開される映画『ホイットニー・ヒューストン I WANNA DANCE WITH SOMEBODY』から、本編特別映像が公開された。
伝説の歌姫ホイットニー・ヒューストンの没後10年を迎えた今年、彼女の半生を『ボヘミアン・ラプソディ』の脚本家が映画化。ヒューストンはビートルズの記録を破り、シングル「Saving All My Love For You」以降7曲連続で全米シングル・チャート1位を獲得。アルバムやシングルなどこれまでのトータル・セールスは2億枚を超え、さらにグラミー賞6冠など400を超える受賞歴はギネス世界記録に認定、音楽史に残る大偉業を成し遂げた。本作はそんな彼女の、ジャンルも人種も超えたグレイテストソング誕生の瞬間や、「歌いたい曲を、自分らしく歌う」ことに命を燃やした栄光の半生を数々のNo.1ヒットソングとともに臨場感たっぷりに描いている。
今回公開された本編特別映像は、頂点を極めたアーティストしか上がることが許されない舞台、アメリカの最大の人気スポーツイベントであるスーパーボウルで、ヒューストンがアメリカ国歌「星条旗よ 永遠なれ (The Star-Spangled Banner)」を歌い上げるシーンを切り取ったもの。“湾岸戦争が始まって10日目”という全米中が戦時下の緊張感に溢れる中、1991年に開催された本イベント。いつものゴージャスなステージ衣装とは違い、白いヘアバンドにトレーニングウェアという衣装で登場したヒューストンが、大勢の警護に取り囲まれながらスタジアムの舞台に向かう。そして、ずらり並んだ軍人、はためく星条旗、会場に詰めかけた7万人以上の観客たち、1億人以上がTVの生中継で見守る中、自身の歌唱の魅力をさらに引き立たせるように一音一音をたっぷりと息を吸いながら、未だ「伝説の中の伝説」とも語り継がれる圧倒的な歌声を披露した。
その歌声は全米で感動を呼び、スーパーボウル当日はもちろん、イベント後に発売された本音源を収めたシングルレコードは発売からわずか8日目で75万枚のセールスを記録。ヒューストンが所属するアリアスタレコード史上最速で売れたレコードとしてその名を残し、文字通り「全米を震わせた歌声」となった。 マイケル・ジャクソン、ローリングストーンズ、プリンス、マライア・キャリー、マドンナ、レディー・ガガなど、これまで錚々たる面々が同じ舞台でパフォーマンスしてきたが、その50年以上続くスーパーボウルの歴史の中でも未だ各メディアが「歴代1位」と絶賛する舞台を再現したシーンとなっている。