トラヴィスはDJプレミアの恩人の息子
DJプレミア、トラヴィス・スコットがカニエ・ウェストと契約する際の仲介役を務めたと明かす
2022.12.14 18:00
By Sven Volkens, sven.volkens@wikipedia.de CC BY-SA 4.0/Frank Schwichtenberg - CC 表示-継承 4.0
2022.12.14 18:00
ギャング・スターの一員であり、伝説的なプロデューサーとして知られているDJプレミア。テキサス州ヒューストン出身の彼は、幼少期にトラヴィス・スコットの家族と縁がり、彼の父親と叔父から音楽を教わったと以前明かしていた。そんなDJプレミアが、トラヴィス・スコットがカニエ・ウェストのレーベルと契約する際に仲介役を務めたと語った。
Pitchforkのインタビューに登場したDJプレミアは、以前トラヴィス・スコットの父親から息子に力を添えるようにお願いされたという。
「トラヴィス・スコットの父親は、私に息子と契約してくれないかと頼んできたんだ。トラヴィスが作っていた音楽は私の分野とは違ったんだけど、彼は私の実家にきて、話し合いした。当時はまだNokiaの携帯電話が主流で、トラヴィスはバレないようにコソコソと私の写真を撮っていたから、叔母さんに怒られていた。私は“カニエ・ウェストだったら君がやってる音楽に興味を持ってくれるかもしれない”って言って、推薦するためにカニエに電話したんだ。そして気がついたらカニエと契約していたよ」
2012年にカニエ・ウェストの〈GOOD Music〉とパブリッシング契約を結び、プロデューサー部門の〈Very Good Beats〉にも所属しているトラヴィス・スコット。DJプレミアは、トラヴィス・スコットが自分の紹介でカニエ・ウェストと契約したと明かしており、以前RapRadarにて「俺がドラムを叩けるのは、トラヴィス・スコットの父親が教えてくれたからなんだ。この経験がプロデューサーとしての自分のスタイルに大きく影響している」と発言していた。