2022.12.13 12:30
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2022.12.13 12:30
本年度ヴェネチア国際映画祭でケイト・ブランシェットが主演女優賞を受賞をした映画『TÁR』(原題)が2023年5月に公開されることが決定した。
ドイツの有名オーケストラで、女性としてはじめて首席指揮者に任命された指揮者リディア・ター(ケイト・ブランシェット)は、天才的能力と、たぐいまれなるプロデュース力で、自身を1つのブランドとして作り上げてきた。しかし、のしかかる重圧、過剰な自尊心、仕掛けられた陰謀により、彼女の心の闇は少しずつ広がっていく。
主演は2度のアカデミー賞受賞経験を持つブランシェット、監督と脚本を手掛けたのは 『イン・ザ・ベッドルーム』、『リトル・チルドレン』でアカデミー賞脚色賞に連続ノミネートされたトッド・フィールド。16年ぶり待望の新作である本作は、今年のヴェネチア国際映画祭で上映されるや6分間のスタンディングオベーションを受け、最優秀主演女優賞を受賞。早くも「アカデミー賞有力!」と絶賛されてきた。本作はアカデミー賞前哨戦として重要となる第80回ゴールデングローブ賞でも作品賞(ドラマ部門)、脚本賞、主演女優賞(ドラマ部門)の3部門にノミネート。特に注目されるブランシェットは主演・助演あわせて10回目のゴールデングローブ賞ノミネートとなる。