人喰いの若者達を描き、世界が賛否両論の問題作
ティモシー・シャラメとルカ・グァダニーノの再タッグ、映画『ボーンズ アンド オール』予告編公開
2022.12.08 17:00
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2022.12.08 17:00
2023年2月17日(金)公開予定の映画『ボーンズ アンド オール』から予告編とポスターが公開された。
作品賞/主演男優賞をはじめアカデミー賞4部門にノミネートされ、脚色賞に輝いた『君の名前で僕を呼んで』(2017年)に続きティモシー・シャラメとルカ・グァダニーノ監督が再タッグを組んだ本作。第79回ヴェネツィア国際映画祭で初披露され、監督賞、新人俳優賞の2冠に輝いた禁断の純愛ホラーとなっており、シャラメは監督と共に脚本開発から参加し初の映画製作に挑んだ。社会の片隅で生きるマレンとリーが抱える秘密。それは生きるため本能的に人を喰べてしまうこと。その「謎」を解くための二人の逃避行、そして予想だにしないピュアな愛のゆくえが、世界中で賛否を生んでいる問題作となっている。
このたび公開された予告編は、テイラー・ラッセルが演じる主人公マレンが突然同級生の指に喰らいつく衝撃的なシーンで始まります。人を喰べる衝動を抑えられない彼女は、「警察が来る前に逃げろ」と父親に突き放され、たった一人で生きる術を探すことに。そんなマレンの前に、シャラメが演じる青年リーが現れる。“人喰い”は自分だけだと思っていたマレンは、いつも優しく微笑むリーに運命的な出会いを感じて心を許していく。そして場面が一転、「君を探していた」と登場するのは、名優マーク・ライランスが扮する謎の男サリー。マレンと同じ宿命を背負った彼は「私にはルールがある。絶対に同類は喰べない」と“人喰い”のルールを教えるのだが…。
併せて解禁された日本版ポスターは、「愛は、血の味がした。」というキャッチコピーに、夕闇が迫るアメリカの荒野で顔を寄せ合う姿が強烈なインパクトを残すヴィジュアルとなっている。