『アバランチ』の⼭⼝健人と藤井道⼈が再タッグ
⿊⽻⿇璃央と穂志もえか“病み”を抱えるカップルに 『生きててごめんなさい』特報&場面写真公開
2022.12.03 10:00
©2023 ikigome Film Partners
2022.12.03 10:00
2023年2⽉3⽇(⾦)よりシネ・リーブル池袋、ヒューマントラストシネマ渋⾕、アップリンク吉祥寺ほかにて全国順次公開される映画『生きててごめんなさい』から、特報と場面写真が公開された。
本作は、『余命10年』監督の藤井道⼈がプロデュース、綾野剛主演のドラマ『アバランチ』で藤井と共に演出を担当した新鋭・⼭⼝健⼈が監督を務め、現代の⽇本の若者たちが抱える「病み」を鋭い視点で描いた作品。
出版社の編集部で働く園⽥修⼀は清川莉奈と出逢い、同棲⽣活をしている。修⼀は⼩説家になるという夢を抱いていたが、⽇々の仕事に追われ、諦めかけていた。莉奈は何をやっても上⼿くいかず、いくつもアルバイトをクビになり、家で独り過ごすことが多かった。ある⽇、修⼀は⾼校の先輩で⼤⼿出版社の編集者・相澤今⽇⼦と再会し、相澤の務める出版社の新⼈賞にエントリーすることになる。⼀⽅、⾃⾝の出版社でも売れっ⼦コメンテーターの⻄川洋⼀を担当することになるが、⻄川の編集担当に原稿をすべて書かせるやり⽅に⼾惑う。修⼀は全く⼩説の執筆に時間がさけなくなり焦り始める。そんな中、莉奈はふとしたきっかけで⻄川の⽬に⽌まり、修⼀と共に出版社で働く事となる。⻄川も出版社の皆も莉奈をちやほやする光景に修⼀は嫉妬⼼が沸々と湧き、莉奈に対して態度が冷たくなっていく。いつしか、喧嘩が絶えなくなり――。
主演の園⽥修⼀役を務めるのは、社会現象を引き起こしたミュージカル『⼑剣乱舞』のメインキャラクターの三⽇⽉宗近役を演じた⿊⽻⿇璃央。本作ではそれまでの華やかな役とは違う⼀癖ある難しい役どころに挑戦した。ヒロインの莉奈役は、映画『少⼥邂逅』で初主演を務め、『街の上で』などの話題作に出演し、アメリカのテレビシリーズ『SHOGUN』の放送が控えるなど、着実にステップアップしている穂志もえかが務める。⼤⼿出版社の編集者・今⽇⼦役を松井玲奈(『よだかの⽚想い』主演)、売れっ⼦コメンテーター・⻄川役を安井順平(『妖怪シェアハウス』『極主夫道』)、修⼀の同僚役を冨⼿⿇妙(『全裸監督』奈緒⼦役)、莉奈のバイト先のカップル役を⼋⽊アリサ(ミュージカル『RENT』ミミ役)と飯島寛騎(『仮⾯ライダーエグゼイド』主演)が演じるほか、安藤聖、春海四方、山崎潤、長村航希ら実力派が脇を固める。
また、⿊⽻⿇璃央と穂志もえかからコメントが届いている。
黒羽麻璃央
今回、園田修一という役を与えていただき、短いながらも彼の時間を生きさせて頂けた事、凄く貴重な時間でした。決して派手な彼の人生ではないけど、希望、幸せ、不穏、不満、悩み、挙げ出したらキリがない程の感情に襲われる日々でした。山口監督、莉奈役の穂志さんはじめスタッフの皆様、共演者の皆様に沢山助けてもらいながら出来た作品です。この作品に出会えた事に感謝しております。どこか生きづらい今のこの世の中、気がつくと、そう思う事自体にも自分自身で蓋をして生きてたかもしれません。『生きててごめんなさい』観てくださった方々に何か刺さってくれたらいいな。
穂志もえか
努力しても周りと足並みを揃えられなかった経験や、世間のジャッジにより、途方もない窮屈さと諦めを感じている莉奈を、自分との境界線が曖昧になるほどがむしゃらに没頭して駆け抜けました。それはそれは苦しくて辛くて、でも修一だけには支えてほしかったです。好きだからです。なぜ彼女がこうなってしまっているのか、彼女にしかできないこともあるのではないか…等々、想像して寄り添っていただけたらとても嬉しいです。不器用な二人と私たちを取り囲む個性的な人間たちに会いに来てください!