月刊yami-Ani!-編集長yamiはアニメ愛を伝えたい- 第5回
『サマータイムレンダ』の魅力を語るはずが離島から帰れなくなりかけた話になった件
2022.11.30 12:00
2022.11.30 12:00
今回yamiが語るのは『サマータイムレンダ』です!
2022年の夏、最もyamiがハマったという本作。2017年より『少年ジャンプ+』で連載を開始し、今年4月から2クールに渡ってアニメが放送されました。個性豊かなキャラクター達が、自然豊かな島でタイムリープを繰り返しながら事件の真相に迫っていくSFサスペンス作品です。
今回は『サマータイムレンダ』ストーリーについてもいろいろ語っておりますので、未視聴のみなさんはネタバレ注意でお願いします♪
さらには「春夏秋冬に見返したいアニメの話」から「離島から帰れなくなりかけた時の話」まで様々なエピソードが飛び出しました!(笑)
──今回は『サマータイムレンダ』について語っていただきます!yami編集長がかなりハマった作品だそうですね。
今年の夏クールのアニメで1番ハマった作品です!新作アニメの1話は絶対見る私ですが、もう1話を見て衝撃で……。とても面白くてみんなに見てほしいと思いました。
面白すぎて「制作委員会のみなさんお願いだから宣伝がんばって!力入れてね!」とまで思って(笑)。
──そこまで!(笑) どんなところが刺さったのでしょうか?
1番刺さったのはストーリーのオリジナリティです。『Re:ゼロから始める異世界生活』『 魔法少女まどか☆マギカ』『未来日記』など、いわゆるループものっていままでも名作がありましたが、そんな中でも見たことがないようなオリジナリティが『サマータイムレンダ』にはあるなーって思いました。
1話からたくさん人が死んでしまうのがとにかく衝撃で。「主人公死んじゃったけど!?これからお話どうなっちゃうの!?」ってびっくりしたのが印象的です。素晴らしい1話だと思います。
──視聴者をぐっと掴む始まり方をする作品ですよね。かなり印象的なシーンが多い作品かと思いますが、yamiさんが1番好きシーンは?
1話が凄すぎてまず1話は外せないのと……あとは最終話の花火のシーンですね。
本当に映像が綺麗なシーンだと思います。あとは世界が元通りになって、記憶がない中で潮ちゃんからあのセリフが出るというのがすごくドラマチックで。
潮ちゃんと慎平くんの関係を応援しながら見ていたのでとても感動しました。
──それまでのドラマと美しいロケーションが相まってすばらしいシーンですよね……!本作の舞台の和歌山県では、実際に作品に出てくるロケ地を聖地巡礼できるそうです。yami編集長は行ってみたいアニメ・漫画の舞台はありますか?
『サマータイムレンダ』の聖地巡礼は是非したいですね!コスプレして写真撮りたいなあ。
ちなみに私は『名探偵コナン』の聖地巡礼で愛知県の佐久島に行ったことがあります!
劇場版の「天空の難破船」でコナンとキッドが腰掛けたオブジェがあるんですよ。
──佐久島!結構足を伸ばされましたね。
はい(笑)。愛知県に初めて行くことが決まった際に、せっかく愛知県に初めて行くなら絶対に行かなきゃって思ってチャレンジしました。小さい頃からずっとキッドが大好きなんです。
妹と二人で行ったのですが、今よりも二人とも日本語がわからない頃だったので大変でした……。離島なのでフェリーに乗らないと帰れないんですけど、フェリーの最終便を逃してしまって!親切な現地の方に乗せてもらって帰りました。
──えー!野宿にならなくて本当によかったですね……!?
優しい方に出会えて本当によかったです…。危ないところでした(笑)。
──『サマータイムレンダ』は「サマータイム」が舞台ですが、春夏秋冬それぞれの季節にyami編集長が見たくなる作品を教えてください。
まずこれからの冬のシーズンには『WHITE ALBUM』というアニメをおすすめします!タイトルからして冬っぽい作品ですが、メインキャストを演じている水樹奈々さんが大好きなので視聴した作品です。
──オープニングテーマの「深愛」は水樹奈々さんの代表曲なので、楽曲を通して知っている方も多いかもしれませんね。
10年以上前の作品ですが、冬といえば……で絶対思い出す名作なので是非見てほしいです!
春も名作が思い浮かびます。やっぱり『カードキャプターさくら』かなと。
──この作品もタイトルから春めいていますね。
春、桜の季節といえばさくらちゃんかなと思います!説明がいらないぐらいの人気作ですが、本当に大好きな作品です。見返すなら是非春に!
──秋のおすすめ作品はなんでしょうか?
秋は『けいおん!』ですね!主人公たちの所属するバンドの「放課後ティータイム」ってワードがなんか秋っぽいなと思いますし、文化祭とか出てくるから秋かなって思います。
私が過ごした中国での学校生活には文化祭がなくて……。学園ものの作品に出てくる日本の学校生活にはあこがれがあります。
──日本と中国の学校生活は結構違いが多そうですね。
違う部分は多いです。中国の学校は制服がなくてジャージだから、制服が羨ましいなと思います!
それに勉強がとても大変なんです!夜の6〜7時に学校が終わって、宿題もたくさんあるので部活がまったく盛んでなくて。そこも日本と違いますね。そういうのもあって余計に日本のアニメや漫画が素敵に感じるのかもしれません。
──最後に、夏に見たいおすすめ作品はやはり『サマータイムレンダ』ですか?
そうですね!ループものとサスペンスとラブストーリーが好きな人は是非見ていただきたい作品です。
もちろんストーリーだけでなく、キャラクターも絵柄も、音楽も素敵で……。
本当に神アニメでとてもおすすめです!