2022.11.28 12:00
2022.11.28 12:00
2023年2月8日(水)から上演される三谷幸喜作・演出の舞台『笑の大学』より、チラシビジュアル、ポスタービジュアル、スポット映像が解禁された。
本作は、三谷幸喜が作・演出を手掛ける二人芝居。1998年以来一度も日本で公演が行われてこなかった伝説の舞台で、四半世紀ぶりに上演される。三谷は、1994年よりほぼ毎年、PARCO劇場をホームグラウンドに数々の名作を発表し、40周年記念公演で『ホロヴィッツとの対話』『国民の映画』、2020年リニューアルオープン時の記念シリーズでは、三谷文楽『其礼成心中』、PARCO MUSIC STAGE『三谷幸喜のショーガール』、『大地(Social Distancing Version)』などを上演し、PARCO劇場の節目を飾ってきた。そして今回、来年2023年に開場50周年を迎えるPARCO劇場のために選んだのは『笑の大学』。1996年にパルコ・プロデュース公演として青山円形劇場で初演された本作は、第2回読売演劇大賞で「最優秀作品賞」を受賞し、その後1998年、PARCO劇場にてアンコール公演が行われ、東京・札幌・大阪・福岡の4都市56ステージを巡演した。ロシア語、韓国語、中国語、フランス語にも翻訳され、海外で上演され続けている不朽の名作が、三谷幸喜自身の演出で蘇る。
本作の舞台は、戦時色が濃厚になる昭和15年。登場人物は、警視庁検閲係・向坂睦男(内野聖陽)と劇団「笑の大学」座付作家・椿一(瀬戸康史)。非常時に喜劇など断じて許さないとする向坂は、上演中止に追い込もうと執拗なまでの注文を繰り返す。しかしなんとか上演許可をもらいたい椿は、向坂が要求する無理難題を逆手に取りながら、あくまで真正面からの書き直しに挑戦する。警視庁の取調室を舞台に、相対する男二人のドラマが始まる。
今回、警視庁の取調室で二人が向かい合う緊張感の漂うチラシビジュアル、ポスタービジュアルそしてスポット映像が解禁された。ビジュアル撮影では、お互いの印象について内野は「若いのに技術や魅力をたくさん持ってらっしゃる方なので、稽古中もクリエイティブないい稽古場になるような予感がしてすごくワクワクしています」と語り、瀬戸は「内野さんは無骨な役からコミカルな役まで幅広く演じられている印象なので、今作では内野さんと僕でしかできない掛け合いや空気感が出せればいいなと思います」と語るなど、緊張感のあるビジュアルとは裏腹に初共演ながらも和やかな雰囲気で撮影が行われた。
また、三谷幸喜からのコメント映像も到着している。